16時間目。 ページ16
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『2日間もお世話になってごめんね』
と私に声をかけて席に座るひーくん。
今日のお昼過ぎには家に帰ると言うひーくんのために
朝ご飯は昨日の約束通り別メニューで
お昼も頑張ってひーくんが好きなものを作ってみた。
そして今はその大好きな人と
大好きな人が大好物のご飯を食べながらの昼食。
「もう住めば？」
『それはさすがにないわ笑』
「別にいいじゃん、家近いのに帰る方がないわ」
『いや家には帰らせろよ』
お兄ちゃんとひーくんはいつもの調子で
よく分からない会話をしてるけど
私はそれを聞きながら黙々と食べ進める。
確かにひーくんのお家からうちの家近いし
お兄ちゃんが言ってる意味は分からなくはない。
けどさすがにそれをうちに住めと言うのは分からない。
とゆうより、一緒に住んだら私が持たない。
多分部屋から出てこれない。
いや、それはそれでひーくんが心配して
部屋に来そうだから困る。
結局私は何があっても困る。
「なんかA眉間にシワ寄ってるぞ」
変なことを考えていたら難しい顔になってたみたいで
『何か悩み事？』
なんて心配される。
「悩み事なんてねぇよこいつに」
「失礼な、私に悩みくらいあるから」
「お、たとえば？」
「もっと細くなりたいなとか
もっと可愛くなりたいなとかいろいろだよ」
もちろん全部ひーくんの隣に並ぶならの話だけど。
『俺は今のままで十分だと思うけどなぁ〜』
ダメです、ひーくん。
優しさと甘やかしはいらないんです私に。
『Aちゃんに彼氏いないの、俺分かんないもん』
「そう思うなら照がこいつもらってくれればいいじゃん」
ちょっ、バカ兄貴
「変なこと言わないでよ、ひーくんも気にしないで」
するとひーくんは
『ははっ笑
じゃあAちゃんと付き合ったら
翔太は俺のお義兄さんだな笑』
と。
私、今日死ぬのかもしれないです……
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なっちゃん(プロフ) - まりえさん» コメントありがとうございます！ひーくんside、考えてなかったですがいいですね！完結した後の番外編としてしてみようかなぁ…？参考にさせていただきます！ありがとうございます！ (2021年2月10日 20時) (
レス) id: cc53921074 (このIDを非表示/違反報告)
まりえ(プロフ) - いつもキュンキュンしてます(*^^*)もしよければひーくんsideも読んでみたいですっ！応援してます(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (2021年2月10日 18時) (レス) id: c4d68ae9e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん | 作成日時：2021年1月23日 13時
