松本家の2人のパパ (ページ9)

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告白:S ページ9

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S「あ、あの…松本…さん…っ？」

突然の出来事に困惑する中

松本さんへ声をかける。

M「櫻井先生。よかったら…またうちに来てくれませんか…？」

えっ…？

S「えと…、どうゆう…」

M「子供達も保育園以外で会えることが楽しかったみたいですし
それに…僕も楽しいです、先生といるの」

S「松本さん…」

松本さんは僕の体を向かい合うようにくるりと肩を回せば

目を見てこう続けた。

M「先生がもしいいなら、プライベートでもお会いしたいです。
それと…」

S「それと？」

少し間をあけたあと

M「僕、先生のこと、好きになっちゃいました」

ええぇぇぇえぇ!?

S「好きって…松本さんが…僕のことを!?」

M「あっ、いや、ごめんなさい困らせてっ
でも僕、嘘じゃないです、本気です。
返事もすぐに欲しいわけじゃありません
僕には子供が3人いますし
あくまで先生と園児の親とゆう関係で…
って、それじゃダメか…
と、とにかく、返事はゆっくり聞かせてもらえれば！」

そのあとのことは、正直あまり覚えていない。

突然のことが重なりすぎて

頭がついていかず

家に帰ってもボーッと松本さんのことを考えてしまう。

”僕、先生のとこ、好きになっちゃいました”

S「…どうしよう…どうすればいいんだ…」

考えているうちに、朝を迎えていた。

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