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『これが、質問の答え…です』
根拠のない自信はあったものの
やっぱりすぐに顔を上げるのは怖くて
俯いたまま離れようと岩本さんの胸を軽く押すと
『わっ…!!』
離れようとしたのに
さらに強い力で引き寄せられる。
『ちょっ、岩本さん!?』
すると岩本さんは
岩「……そんなの知らなくてごめん…
軽く聞いたつもりはないけど
寂しい思いしてたなんて今まで感じたことなかったから…」
なんて答えればいいか分からなくて黙っていると
岩「俺、自分は運がいいんだって思っててさ
家族や友達、メンバーやスタッフさん
すっごい素敵で幸せな毎日を過ごせてるのは
俺の周りにいる人たちのおかげだって
デビューしてから特に感じてる。
それと同時に、Aちゃんに出会えたことにも
毎日ありがとうって思ってる。
だから今まで寂しい思いしてた分
俺からAちゃんに幸せになってもらえるように
愛を感じてもらえるようにしたいなって思った」
愛を…感じて……?
『岩本さん…それってどうゆう…』
岩「ずっと…Aちゃんのことが気になってた。
気がついたら目で追っちゃってるし
俺以外のやつに付く時はなんで俺じゃないの
って思ってたし、多分これからも思う。
でもそれぐらい、もう俺にとってAちゃんは大切で
幸せになってもらいたい人だから…」
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作者名:なっちゃん | 作成日時:2021年7月23日 13時