私はあなたと愛を知る (ページ38)

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Snow Manさんと同じ現場に着いたはいいけど

予定時間より2時間も間が空いてる。

みなさんが来るまでは2時間半。

『どうしよ…』

机に座って準備をしていたけど

嫌な夢を見たせいかウトウトと眠気が…

気がついたら夢の中にいた。

最悪なことにこの夢もいい夢じゃない。

早く覚めろと思ってるのに覚めない。

するとどこからか

？「……ちゃん、……ちゃん…！」

私を呼ぶ声と共にゆらゆらと目の前が揺れ

ゆっくりと目を開けると

岩「Aちゃん！」

私を呼んでいるのは岩本さんで。

『あれ……私…』

岩「大丈夫？なんかうなされてたとゆうか…」

そっか…寝ちゃってたんだ…

『すみませんっ、時間まで何しようかなと思ってたら
気がついたら寝ちゃってたみたいで…
もう皆さんが入られる時間ですか!?』

岩「あ、いや、俺がたまたま早く来ただけだから
みんなはまだ来てないけど…」

『そうなんですね…はぁ〜ごめんなさいっ！』

やらかしたと必死に謝っていると

岩「そんなことよりさ、Aちゃん、大丈夫…？」

『え…なんでですか…？』

突然心配されてびっくりすると

岩「だって寝てる間魘されてるのもあるけど
なんか…悲しそうな顔して
"行かないで"って言ってたから…」

まさかの寝言を聞かれてたなんて…

『恥ずかしいです…人に聞かれてるなんて…笑』

恥ずかしすぎて笑って誤魔化していると

岩「ねぇ、もし悩んでることとかあったら
俺でよかったらいくらでも聞くよ…？
だから溜め込むことはやめてほしい、お願い」

そう真っ直ぐ目を見て訴えられると

『……今はまだ…すみません』

甘えが出ちゃいます…岩本さん。

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