私はあなたと愛を知る (ページ35)

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無事にアシスタントとしての仕事を終えたのはお昼過ぎ。

今日は夕方からSnow Manさんの現場に入るから

それまでの数時間何しようと考えながら片付けていると

岩「あれ、Aちゃん？」

たまたまこの部屋の前の廊下を通りかかったらしく

控えめに手を振っている岩本さん。

岩「珍しいね、俺ら以外のタレントさんにつくなんて」

『はい、ちょっと代打で…』

今まであまり他の方についたことがなかったし

それに同じ現場に専属タレントさんがいるのに

他のタレントさんにつくなんて

この業界でも滅多にないことだから気になってたみたいで。

岩「そっか
まぁ専属って言っても、大変な時は助け合いだよね」

と。

きっとこれが他の方なら

どうして同じ現場にいるのに俺らじゃないの

って言うんだろうなぁ…

なんて、無意識に皆さんのことを考えていると

岩「正直さ、Aちゃんいないなと
ちょっと寂しいなぁって思ってたから嬉しい。
ま、今会ってなかったとしても
このあと会うんだけどね笑」

『そう言ってもらえて嬉しいです
私も今、岩本さんじゃない他の方にもしお会いしてたら
同じ現場にいるのにどうして自分たちのところじゃないんだ
って言われてたのかなって考えちゃいました笑』

岩「あははっ笑
確かにあいつらなら言いそうだね笑」

少しの間談笑していると

岩「あ、やば。
このあと移動あるから
ちょっとトイレ行くって言ってたんだった」

『それはまずいです、早く戻ってください！』

岩「ごめんね立ち話しちゃって、じゃあまた後でね！」

『はい、またあとで。気をつけて』

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