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『はい、しばらく安静にしてたから治りますから
ご心配おかけしてすみませんでした』
深「Aちゃんが大丈夫なら問題ないね〜
もしかして、今日の衣装合わせってこれのこと?
またカラフルなやつじゃん笑」
私の横を通って、奥に連なる衣装を見ていく深澤さん。
『深澤さんは水色みたいですね』
メンバーカラーとは違った色味だけど
深澤さんなら似合いそう。
深「あ、ほんとだ。
まぁ俺、何色でも似合っちゃうからなぁ〜」
なんて言ってるから
『はい、私もそう思いました!』
と素直に言うと
深「Aちゃんってさ、男の人ダメにしちゃうタイプ?」
『えっ、そう…なんですかね…?』
言われたことがなかったから自分でも分からないけど
そもそもどうゆう意味なのかもよく理解できない…
深「そうやって無意識に嬉しいこと言ってると…」
と言いながら近づいてきて
気がつくと目の前に深澤さんの顔がドアップ。
深「簡単に襲われちゃっても知らないよ?」
鼻が触れるか触れないかの距離で言われて
顔が真っ赤になるのが自分でも分かる。
するとまたドアの方から
?「ふっか!も〜何やってんだよ
電話しても出ないし探したんだからね!」
今度は誰だろ…と、声のする方を見てみると
深「阿部ちゃん、なんでここが分かったの!?」
阿「なんでじゃないよ、もうここ以外全部探したの!
…あれ、Aちゃんもいたんだ
てかAちゃんがいるから来たんでしょ!」
深「そんなおっきな声出さなくていいじゃん
すぐ行くから〜」
阿「みんな待ってるから早く行くよ!
ごめんねAちゃん
お仕事中だったのにうるさくしちゃって」
『あ、いえ、大丈夫です…』
阿「ほら、行くよふっか!」
深「そんな引っ張るなよ〜」
ブラブラしてたって言ってたけど
阿部さんは私がここにいるからって言ってたし…
やっぱり深澤さんも、よく分からない人だな
と思い、また衣装チェックの続きに戻った。
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作者名:なっちゃん | 作成日時:2021年7月23日 13時