またいつの日か～No memory～ (ページ39)

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これからも【M】ページ39

＊

まーの記憶が戻りつつある。

本人から聞かされてから

嬉しい気持ちと少しだけ寂しい気持ちが交差する。

そりゃ、嬉しいことだよ

だって、あの時はほんとにどうしていいかパニックで

自分のことを覚えていないことがショックで…

でも今となっては、それも含めてまーなわけで。

まーが悪いわけでもないし。

一緒に過ごせてることは

以前も今も変わらないんだから。

A「松潤…？どうしたの難しい顔して」

あ、やべ、

M「あ、いや、なんでもねぇよ。
お前もう準備できたのか？」

A「うんっ、今日の衣装さ～
絶対にのが着たほうがいいと思わない～？」

N「もう攻め衣装は着ませんよ。
相葉さんが着たらいいじゃないですか」

O「相葉ちゃんも似合ってるぞ？」

A「え～、リーダーまで？も～やだぁ」

S「雅紀は何着ても似合うし、いんじゃない？」

A「…今回だけね？」

なんかすげぇ…

M「楽しいな…」

つい口に出てしまった言葉に

4人が一斉に俺の方を見る。

M「あ、いや、その、やっぱり5人で仕事するのって
楽しいんだなって思って…」

N「あら、珍しい。ねぇ？」

O「松潤も素直になれよ～」

S「これでこそ嵐だな！」

口々に喋り始め

最後にまーが口を開く。

A「…これからもずーっと5人でいようね！」

5人でいるずっといる

この歌詞に込めた想いは

まさに今強く思うことがある。

安易に歌ったわけではないけど

ずっとこの先も5人でいること

5人じゃないと見れない景色

5人じゃないとできなかったこと

5人じゃないと作れない空間

今までしてきたことすべてが奇跡。

これが、嵐なんだと。

強く思う。

END.