頼れるリーダー【S】 ページ20
＊
俺が酒の勢いもあってか
思ってることをバババッと話していると
今度はさとしくんが話し始めた。
O「翔くんの言ってることは分かるよ。
すごい分かる。
それはきっと、松潤も、ニノも…相葉ちゃん自身も。
みんなどうしていいか分からなくて、不安で
でも誰を頼るとかないよね。
それは、それぞれの不安と悩みがあって
でもそれの原因が同じだから。
おいら達は相葉ちゃんのことを
相葉ちゃんは自分自身のことと
おいら達を不安にさせてることへの悩み。
ん〜おいらも説明するの下手だから難しいけど
翔くんだけが悩んでるわけじゃないから
そんなに飲んで追い込まなくても大丈夫！
さぁ、水飲んで寝よう！」
さとしくんは不思議だ。
不安になってることが嘘かのように
スーッと抜けた気がする。
するとなぜか、今度はスーッと涙が頬を伝った。
O「えっ、翔くん…？どうして泣いてるの!?」
”どうして大野くんがリーダーなの？”
”櫻井くんの方が合ってると思う”
よくそう言ってる人がいる。
でも俺はそうは思わない。
自分がリーダーだったら
バラバラの4人をまとめられただろうか。
いや、絶対にできない。
俺はまとめるのはできても
リーダーのように俯瞰で見ることができない。
引いて見ることができるリーダーは
俺らをいい意味で野放しにしてくれる。
かと思えば、今みたいにたまーに
ほんとたまーにだけど
いいこと言って持って行って
したらすぐに元に戻っていつものリーダー。
S「リーダー…ありがと」
俺はその全てに
甘えて、頼って、しかみついて
これからもついていく。
O「んふふっ、いいえ」
雅紀
お前は１人じゃない。
俺らがいる、大丈夫。
お前の全てを、俺ら4人が受け止めてやる
必ず。
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ことはさん((ﾄﾞﾔｱWWW - 相葉ちゃんかわいい〜〜！！！！ (2014年7月22日 16時) (
レス) id: 90924d43c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっちゃん | 作成日時：2014年3月18日 0時
