Seen210 ページ10
和「もし仮にそうならAだけは絶対に死なせないから。
運命なら自分の命を捨ててでもひん曲げてやる。」
「二宮さんは死んじゃ駄目。
死ぬなら私。
死んで悲しむ血の繋がった人は居ないから。
二宮さんには家族が居るでしょ。」
和「馬鹿な事言わないで下さい。
確かに私には家族が居ますけど…。
貴方と家族になりたいと思う人の為に生きようとは思わないんですか？」
「私は…私が居なくなっても二宮さんは生きてけると思うんです。
だから…。」
和「貴方って人は本当、馬鹿ですね…。
俺達は絶対に死にません。
A、もう歩けますか？
歩けるなら2人が向かった体育倉庫に行きましょう。」
「二宮さん…。
私は馬鹿じゃないです…。
まだ足は震えますが、だいぶ楽になりました。
二宮さん…一緒に来て下さい。」
和「分かってます。
さっきみたいに手繋いでるから大丈夫です。
行きましょう。」
二宮さんは一度、離した左手で私の右手をギュっと握ってくれる
私はまた彼と一緒に1歩ずつ前に進んだ
何歩か進むと大野さんと安田さんが体育倉庫の入口で立ち尽くしていた
「大野さん、安田さんどうしたんですか？
中に入りましょ！！」
先陣を切って入ろうとした時、大野さんが見た事もないような怖い顔をして片腕で私を制した
智「駄目だ。
中に入るな。」
「何で…。」
智「死んでる。
女と署長…。」
和・貴方「えっ…。」
智「恐らくさっきの銃声…。」
「でも銃声は1回だけ…。」
智「恐らく犯人達が何処かから流したんだろう。
例えば…ボイスレコーダーとか…。」
「でも何処にそんなの…。」
智「きっと倉庫の中にある。
ここは俺と安に任せて2人はここで待機してろ。」
和「分かりました…。
Aさん、待ってましょう。」
大野さんと安田さんが中に入ろうとしたその時だった
誰かのスマホが音を出して鳴った
和「あっ…俺だ。
こんな時にだ……」
二宮さんはスマホを手に取り、ディスプレイを見ると驚いた顔をしていた
智「ひょっとして相葉ちゃん？」
和「いや…彼女から奪ったスマホを使ってる犯人達からだ。」
智「取り敢えず出たら？
きっと向こうには俺達が見えてんだろ、どうせ。
んで、スピーカーにしてくれ。」
和「分かりました。
確かに犯人達は俺達が見えてるでしょうね。
もしもし。」
電話に出ると犯人達の声が聞こえてきた
和「これでもう充分でしょ。
隠れてないで出てきたらどうなんですか？」
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大宮☆安倉溺愛のはーちゃん(プロフ) - 祐莉さん» 毎回コメありがとう御座います！現在、徐々に殺害動機を明らかにしていってるので是非、1人ずつ見て頂けたら幸いです。署長の件はまだ全部は明かしてませんが、ある人がほぼ答えの言葉を発してます。まだまだ続きますが最後まで見守って頂けたら嬉しいです！ (2019年5月19日 18時) (
レス) id: 1992175c40 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - また、相葉ちゃんが言ってた課のメンバーの因縁の相手も対象に入れたのは、ニノの元カノと署長として署長が轢き逃げしたのは、大野君の家族ですかね？ (2019年5月11日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
祐莉 - ついに犯人たちが現れましたね。何故、ニノや主人公も襲ったのか・復讐した被害者の殺害動機が相葉ちゃんや横山君・錦戸君などは分かってますが、他のメンバーの復讐動機が気になりますね♪ (2019年5月11日 0時) (レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：智☆和也☆章大☆忠義Love | 作成日時：2019年4月23日 19時
