ときに甘いイジワル ページ26
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翔「ほら…続き聞かせて？」
直視できないくらいの距離で
翔さんが甘く囁いた
体がくっついて、心臓の音が聞こえちゃいそう…
ドクン、ドクンと脈打つたびに
体温が上がっていってる気がする
「…翔さんも…綺麗な顔、してる…って」
翔「へぇ…そんな風に思っててくれたんだ？」
腰に回してる手と、逆の手で私の頬をするりと撫でる
「…他の子たちも、思ってます…」
翔「俺はAに想ってもらえればそれでいいんだけど」
頬を撫でた手がそのまま後頭部にまわって
優しく引き寄せられると、
翔さんの顎がコツン、と頭に乗せられた
翔「…Aが少しでも俺のこと考えてくれるなら、それだけでいい。」
そんな言い方…ずるい。
私だけ特別、みたいに言われたら
…このまま、翔さんの言葉に堕ちていきそう…
翔「ごめん、ちょっとイジワルしすぎたね。
…そろそろ戻ろっか。」
「……はい、」
翔さんのふっ、て笑う息が聞こえて
少し恥ずかしくなる
名残惜しい…ってバレてないよね？
頭をぽんぽんと2回撫でられたあと、
体を包んでいた温もりがふわりと離れた
もう少しこのままでもいい、って頭を掠めた想いはそっと心の奥に閉じ込めた
" 家で待ってるから "
って和の声が聞こえた気がして
少し悪いことをしたみたい…
翔「あ…そうだ。」
資料をまとめて、顔を上げた翔さんが
私の目を真っ直ぐ捕らえる
翔「今日、夜ご飯付き合ってくれない？」
さっきと別人なんじゃないかって思うくらい、優しく微笑んで
だめかな、って首を傾げた
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moka - こんにちは！毎回更新楽しみに読ませてもらってます！！カズの登場楽しみです(^o^)翔さんにもドキドキ・・・ (2019年5月21日 15時) (
レス) id: d4d0146043 (このIDを非表示/違反報告)
ようちん(プロフ) - 最後、消えていなくなるなんて事はないですよね！ぬいぐるみから人間になるがいいですね〜！ファンタジーなら結ばれそうですね！ふわふわ可愛いからこのお話好きです。これからもヨロシクね！(*^^*) (2019年4月6日 18時) (レス) id: 1b12d1d40f (このIDを非表示/違反報告)
ようちん(プロフ) - 甘々のカズで大丈夫ですよ！(*^^*) (2019年4月6日 18時) (レス) id: 1b12d1d40f (このIDを非表示/違反報告)
紗頼*(プロフ) - 饅頭さん» ありがとうございます！参考になれば嬉しいです(/ _ ; ) 早めに更新できるように頑張ります！ (2019年4月6日 13時) (レス) id: 6c67a59d66 (このIDを非表示/違反報告)
饅頭 - ここまで読んでます！私も最後小説を作り始めて、参考にさせて頂きます！次の更新も楽しみにしています(´ω`) (2019年4月3日 23時) (レス) id: e5d6886458 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗頼* | 作成日時：2019年3月27日 12時
