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30 Sside ページ30
「トイレの場所くらいわかるでしょー。」
「おいら馬鹿だから忘れちゃうの。ついてきて？」
もう。ついてきてって振り切ろうにも手首をがっしり掴まれて逃げれないし...
「はい、ここ。俺部屋戻ってんね？」
「ねー、翔くん？」
まんまるとしたつぶらな瞳で見つめられる。
「なに？」
「勉強ばっかもよくないよ？
別にさ大学だけが全てじゃないんだから。
じゃないとまたさ、……前みたいになっちゃうよ？」
なんも知らないような穏やかな顔で話すのに
その声には怖いくらいの説得力がある。
智くんは俺が敵わない相手だ。
「……わかってるよ。」
「ならいーんだけどねー！
あ！翔くんいつまでトイレの前にいるの？
変態めー！」
話し出したのあなたじゃん！
もういつもの大野智だ。
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ゆうき(プロフ) - 優子さん» ありがとうございます！雅紀くんも和くんも幸せになれるよう頑張りますね♪ (2016年2月17日 16時) (
レス) id: d4cef7eb97 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。続きが気になります。雅紀君大丈夫かな？気になります (2016年2月16日 23時) (レス) id: 059e629431 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうき | 作成日時：2015年8月5日 17時
