私に幸せなんか無い～３～ (ページ8)

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それから、いつものように学校に行って今は小林先生の授業。

授業中空をずっと見ていた。

あ…あの鳥、まだ小さいのに頑張って飛んでる…

大きな２羽の鳥に囲まれて電線に座っている。

幸せそうだな…うらやましい…

そんな事を考えてるとあっという間に授業が終わった。

小林「これで授業は終わりだ。あ、大宮、ちょっと」

「はい…」

先生が私を手招きしたからそばに行く。

小林「今日なんかあったか？」

「…ないです」

小林「ならいいけど、まぁ授業はしっかり聞けよ」

「はい」

でも、授業は聞く気になれず、気がつけば放課後になっていた。

家に帰るのが嫌で遠回りしても結局は家に着いてしまった。