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智side
ポロポロと
綺麗な涙が俺の手を伝ってこぼれ落ちていく
「すき..っ...」
でもそんなこと気にしないぐらい
和は顔を真っ赤にさせながら
俺に「好きだ」って伝えてくれる...
ずっと....
心の底から欲しかった
ずぅっと....
手に入れたくて..
自分だけのものにしたかった
「和....」
そんな宝石に
俺はそっと触れるようにキスをした...
「和...
俺と付き合って...?」
「....ん//」
そう聞けば照れたように目線を下げて...
でもしっかりと頷いてくれる..
その仕草が...
真っ赤に染まった顔が..
「和....ごめん」
「へ.....っんん//」
今まで築き上げてきたモノを
いとも簡単に打ち砕いてしまう..
あぁもう...
せっかく我慢してたのに...
和がちゃんと大人になるまで...
せめて高校に入学するまでは伝えないって決めてたのに...
“お互い両想いなのにまどろっこしいんだよあんたらw”
“大ちゃんの誕生日だしね♪最高のプレゼントになるんじゃない?”
“和すっごいモテるから...早くしたほうがいいよ...?”
みんながそんなこと言うからさ...
「んっ//ちょっ....//」
いや違うか....
俺が...
もう我慢できなかったのかもしれない...
「キス..だけじゃん..っ」
「んぅっ//...ばっ//か..」
和の言葉さえ飲み込むように唇を奪えば
瞳を潤ませながら顔を真っ赤にする和と視線が絡む...
だめだなぁ...俺...
手に入った瞬間...とことん貪欲になる...
もっと和が欲しくなる....
でも....
「っ//.....バカっ!!!//」
「なんだよぉ...キスぐらいで怒んなよ」
まだこいつは幼いから...
自分の手垢でこいつを汚す勇気は
さすがに俺もなくて....
そっと唇を離せば
顔を真っ赤にして和が怒ってた
「急にすんなっ//...バカッ!!!//」
「ふふwごめんごめんw
じゃあキスしていい..?」
「...っ//...そんなこといちいち聞くなよっ//」
「どっちだよwww」
天邪鬼で素直じゃない君...
スッゲェ可愛くて
ずっと欲しかった君...
やっと手に入ったからさ...
「かぁず♪」
「ちょっ//...バカッ」
まだみんなのところに行かなくていいよね...?
俺の家で俺たちを待ってる3人を思い浮かべながら
最高の誕生日プレゼントを
逃げないようにギュッと抱きしめた
〜fin〜
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美柑(プロフ) - ぱぁさん» ぱぁさん、おひさしぶりです!!その節はリクエストなどたくさんしていただきありがとうございました(^^♪ 引き続き私の作品を読んでくださっているなんて感謝カンゲキです(o^^o) これからもよろしくお願いいたしますm(_ _)m (2015年8月27日 22時) (
レス) id: 83e19e757d (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - お久しぶりです！旧「亜恋」です！お元気でしたでしょうか？更新、嬉しいです^^これからも楽しみにしてますね！ (2015年8月25日 10時) (レス) id: 5ef6fcc5c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美柑 | 作成日時：2014年11月30日 0時
