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休憩は早々に終わり、再開してから1時間ほどして、ダンボールの運び出しも順調に進み、半分ほどが完了した。
効率を重視して、家の中から玄関、玄関からトラックまでと、バケツリレーのような形でチームプレーを錯列させていた俺たち。
重たいダンボールをトラックに置いて一息ついた時、
家の中から何か壊れたんじゃないかと思うほどの大きな物音がした。
その音に続いて、大野先輩の焦ったような声が聞こえる。
何事かと走ると、玄関近くの階段下で、中身が溢れ出ているダンボールと共に、座り込んだ二宮くんがいた。
「え、ちょっと、どうしたんですか」
隣にしゃがみ込んで様子を伺っている先輩に尋ねる。
「分かんない…
2階にいて、大きな音がして来てみたらこの状態。階段から落ちたのかもしれん。
二宮くん？どこが痛いか言えるかぁ？」
先輩の声かけに応じている様子は見られない。
急いで靴を脱いで二宮くんの元へ駆け寄る。
「二宮くん？…うわ、あっつい。ちょっとごめんね」
触れた首筋からは信じられないほどの高熱が伝わってきた。
階段の手すりに寄りかかった体勢が辛そうだなと思って体を少し動かす。
「先輩、熱すごいですよ…」
熱中症…？
またフラついて、階段から落ちたの？
「先輩。水と、あとなんか冷やすもの持ってきてもらってもいいですか？」
「おう」
玄関の方へ走っていった先輩。
こき使ってしまって申し訳ない、やっぱりいい先輩じゃんなんて思いながらも意識は二宮くんへ。
「二宮くん？聞こえるかな？大丈夫だからね。すぐ楽になるよ」
ゆっくりと廊下に横たわらせて、制服のボタンを開け、楽にさせる。
俯いて見えなかった表情がやっと確認できた。
意識が朦朧としているのか、うっすらと開けた目をぼんやりとさせている。
「いま水持ってきてもらってるからね」
「暑い？それとも寒い？」
「初日からたくさん動いて、疲れちゃったよね」
聞こえているか分からないけど、声をかけ続けないと俺がどうにかなってしまいそうだった。
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Kai(プロフ) - とまとまとさん» 返信が大変遅くなりすみません！汗 バラエティ力高くて演技力も歌唱力も全部高くて...こんな人いないと思ってます笑 ドラマも始まったのでまたメディアに出る機会が増えて嬉しいですね!!またこちらにも遊びにいらしてください♡ (2022年4月23日 20時) (
レス) id: be2d88f101 (このIDを非表示/違反報告)
とまとまと(プロフ) - いつも楽しく読んでます。仕事早いですね‼︎さすがです‼︎私もニノの腰心配してました。疲れてそうだったし…クイズも2位でバラエティ力も高いニノ最高でしたね‼︎ (2022年3月27日 20時) (レス) @page5 id: 33d0adc3e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Kai | 作成日時：2022年3月27日 18時
