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TH「あー、でもまつ毛は長いね。自前？」
うわっ、鼻、高過ぎてくっつきそう。
JM「ちょっ、おいテヒョン何してんの？」
見かねたジミンだけが条件反射なのか、前みたいにすっ飛んできて、テヒョンをばりっと剥がしてくれてホッとした。
『ジミンありがとう』
大きな手でがっつり掴まれてたから逃げられなくて本当に困ってたので、見上げてお礼を言ったら…変な顔してた。
苛立ちと、腹立ちと、混乱と、行き場のない感情がぐるぐるしてる、そんな顔。
あ、なるほどショック療法。
ナムジュンを見たら、ジミンの様子をじっと見詰めてて、私が見てるの気が付いた後は…ちょっといい笑顔でサムズアップしてんじゃないよ？
ただこの一連の様子はナムジュンだけじゃなくて、みんなしっかり見てたみたい。
…だから、その後からもう遠慮なしに。
がんがんに。
そのショック療法ってやつが始まったのは言うまでも無いんだけど。
てか本当に。
まだ、心が。
まだ、このままにしてて欲しいって、思ってるところなの。
でも二人の問題だって訴えたいところ、このとんでもない解決策をセジンさんがあっさりと公認してしまったから、もう私たちに拒否権がないとこまできてるのは、理解しましたよ？
しましたけどね？
あんまりふざけてるといい加減、ヌナ怒るよ？
JK「ヌナヒョォンンンン、お願い♡今夜は俺のボイトレに付き合ってほしいんだぁ。ヌナが隣で聞いててくれたらいつもより甘い声が出せそう、だ か ら♡」
YG「あー、なんで俺がこんなこと…ってAヌナが俺に少しでも悪いなって思うなら、その肉厚そうな膝貸してくれる？ソファで寝るのは枕が無くて熟睡できねぇんだよな」
SJ「ヒャッヒャッヒャッヒャッヒャ」
TH「ヌナ俺が行ってるエステ一緒に行く？全部脱いでのトータルケアコースだけど、友達と一緒行くと同室隣り合わせのベッドで施術してくれるから寂しくないよ」
なにこの聞くに耐えないドルビーサラウンド。
聞き分けるもの面倒だし、何よりうるさい。
あなたたち交互にとかじゃないんだ？
一斉に来るんだ？
馬鹿なんだ？
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作者名：フネ55
| 作成日時：2024年1月18日 22時
