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ジミンがライブのステージのアクシデントで、強く頭を打ったって。

会社にいた私も呼ばれて駆けつけた病院で、



JM「すみませんでした。俺のミスで…みんな、怒ってます?」



て、他人行儀に謝られたのにはマグマ吐けそうなくらい腹が立ったけど、それより頭に巻かれた包帯が痛々しすぎて思わず抱きしめたら、



JM「…っ!マ、マネージャー!

適正な距離じゃないですこれは!」



って、どこか懐かしい拒絶の言葉に、ぞわっと心が鳥肌たてる気持ち悪さと、腹の奥から冷やされたように血の気が引いた。



…確かに、私たちは今、お互いの見解の相違でちょっと冷却期間を取ってて、恋人としての時間は過ごして無かったけど。





これはなんか、違う感じ。





ジミンの他人行儀があまりにナチュラル過ぎて、強烈な違和感に眩暈すら覚えた。



距離を取ろうする私に腹を立てて、無理やりにでも距離詰めようとしてたのはジミンの方だったのに。





なんだかひどく、嫌な予感がする。






それでも、その後病院に駆けつけた他のメンバーには普通の態度のジミンだったし、何の後遺症もなくてよかったねって、大事にならなくて良かったねって一安心な話になって。






いたのに。










JK「そう言うや、ジミニヒョンとヌナヒョン、まぁだ揉めてんの?もう良い加減どっちか折れてよ。二人がギスギスしてると食欲無くなるんすよ」

『その丼飯何杯めなの?…てか、揉めてないよ』

アクシデントからしばらく経って、私とジミンがよそよそしいのをなんとなく外巻きに見てた他のメンバーと違って、人間関係の微妙なところあえて突っ込んで行く向こう見ずなジョングクが、私とジミンの空気感にがっつり食い込んできた。


込んで良い。


たしかに、ライブの打ち上げで公的な写真を撮った後のジミンはそこが定位置みたいに私を隣に呼んでたのに、最近それをしないから。

みんな、なんとなく私たちが普段の喧嘩と違う感じを察してたとは思うのよ。

でも恋愛って浮き沈みもあるもんだから、大人なメンバーはあえて突っ込んだりしないってのに。

◆→



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設定タグ:bts , 防弾少年団 , ジミン   
作品ジャンル:タレント
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作者名:フネ55 | 作成日時:2024年1月18日 22時

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