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4人が部屋で必死に大野へつながる手がかりを探している中、智は自身の部屋の大きな窓から見える空をただ眺めていた。
その表情には何かを諦めたような、しかしまだ諦めきれないような複雑な思いが読み取れる。
幼い時からわかっていたことじゃないか........,
なに今更びびってんだ.....
その時がいざ近づくと怖気付いている自分に乾いた笑いが漏れる。
4人とも俺のこと探してくれてるのかな....
あいてぇな......
その時、表情に控えめなノックと共に、幼い時からの智の世話役が顔を出した。
「智様。お時間です」
智「....ん。今行く」
智はもう一度流れる雲を見つめて、そして諦めたように視線を外し、ドアに向かってある気がした。
世話役に案内されついた所は実験室のような場所だった。
なにやら見たことのない機械がたくさん置いてある。
「こちらへどうぞ。」
白い実験服をきた男が導く先の機械には、なにやら沢山の管が繋がり、よく分からないモニターが5、6台置れている。
智はそれにゆっくり座ると、男は黙って管を智につけ始めた。
そしてモニターに、電源を入れると智には到底理解できそうもない文字の羅列が所狭しと並び始める。
「なるほど。これはお辛かったでしょう。腕の龍はどこまで？」
智「.....肩だ。」
「そうですか......。本当にあの4人には伝えなくてよろしいのですね？」
智「......あぁ。」
「かしこまりました」
男は一瞬辛そうな顔をしたものの、それはほんの一瞬で消え去った。
なにやらカタカタとキーボードで文字をうち始め、やがてそれも止まり最後に何かのスイッチを入れた。
すると智はだんだん視界が霞みがかっていくのが分かった。
.......そろそろか。
本当にさよならだね。
翔。
和。
潤。
雅紀。
さよなら。
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Jessica(プロフ) - ruriさん» 嬉しいです.....!!!自分の作品を大好きと言ってもらえて感動しております!頑張ります! (2017年7月23日 18時) (
レス) id: 2917becf37 (このIDを非表示/違反報告)
Jessica(プロフ) - 美唯さん» 再度コメントありがとうございます。読者の皆様を励みに完結を目指します! (2017年7月23日 18時) (レス) id: 2917becf37 (このIDを非表示/違反報告)
ruri(プロフ) - この作品大好きです！更新頑張ってください！ (2017年7月9日 18時) (レス) id: ac8ce3f8bb (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - 楽しく読ませてもらってます。続き楽しみにしてます (2017年6月4日 23時) (レス) id: 9da5bd590f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Jessica | 作成日時：2017年6月4日 14時
