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和「相葉さん、あなたはやっぱり馬鹿なんですね。」
和は雅紀に絶対零度の視線を向けた。
潤「いや、案外いけるかもよ？」
潤は面白がって下を覗く。
途中で話を遮られた翔は一瞬ポカンとしたあと、相葉の言葉に身震いをした。
何しろ彼は高所恐怖症である。
翔「いや.....それは...」
翔が、雅紀のアイデアをやんわり否定しようとした時、なにか大きな地響きが聞こえてきた。
和「次はなんですか....」
4人が恐る恐る前に振り返ると、目の前から大きな岩のような丸い物がこちらに向かって落ちてくる。
翔「は？！！」
雅「どっどうする？！」
和「どうするもなにもないでしょ！降りましょう！」
潤「そんなんで間に合うわけねぇだろ！飛び降りよ
う！」
4人はもはやパニックである。とりあえず逃げなければ、と足を後ろに向けた時。
和「水球...?」
色はドス黒いが、あのどでかい球体は濁流でできているらしい。
和の言葉に足を止めその水球を見つめ、翔は呆然と呟いた。
翔「智くんの......術だ....」
翔の言葉に３人は愕然とした。
智の術であんなに汚い水なんて見たことがない。
彼の術は繊細で、美しく汚れなど微塵も知らぬようなものばかりだった。
目の前に迫り来る大きな濁流の玉は記憶の中のそれとは大きく異なっている。
和が思わず反論のために口を開こうとしたその時、信じたくない物が視界に入ってきた。
わずかであるが濁流の玉の一部が弾けた瞬間になにかを操っているような綺麗な指先が見えたのだ。
玉のすぐ後ろに誰かがいるらしい。
そしてそれはすぐに明らかとなった。
潤「水の....翼....」
潤が唇を噛み締めながら呟いた。
その瞬間球体は弾け飛び、何かかこちらに猛スピードでとびだしてきた。
キーン______________________
鉄と鉄の激しくぶつかる音がして和と潤、雅紀は目を開いた。
するとそこには瞳に光を失ったような智と絶望の色を隠しきれない翔が刀を交えていた。
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Jessica(プロフ) - ruriさん» 嬉しいです.....!!!自分の作品を大好きと言ってもらえて感動しております!頑張ります! (2017年7月23日 18時) (
レス) id: 2917becf37 (このIDを非表示/違反報告)
Jessica(プロフ) - 美唯さん» 再度コメントありがとうございます。読者の皆様を励みに完結を目指します! (2017年7月23日 18時) (レス) id: 2917becf37 (このIDを非表示/違反報告)
ruri(プロフ) - この作品大好きです！更新頑張ってください！ (2017年7月9日 18時) (レス) id: ac8ce3f8bb (このIDを非表示/違反報告)
美唯 - 楽しく読ませてもらってます。続き楽しみにしてます (2017年6月4日 23時) (レス) id: 9da5bd590f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Jessica | 作成日時：2017年6月4日 14時
