＊番外編＊『守りたい人』 ページ35
っていったものの…。
あれ？
う〜ん…。
でも、ホントにいつの頃だったけ？
ボクがはっきりAが好きなんだって気づいたのは…。
ずっと、ずっと昔…。
ボクが何歳の頃だっけ？
あぁ…。
あれはそう…。
確か…。
サッカーをいけないんだって、病院で両親から聞かされた…。
小学三年生のあの日…。
それで、ボクは…。
無気力になっていたんだ…。
確かに、病院に行く回数がほかの子に比べて多いという気はしていた。
けれど、そんなことになっているとは思いもしなくて…。
あの日も確か、いつもの検査のつもりで行ったのを覚えている。
けれど、そこで告げられたのは、小学三年生のあの頃のボクにあまりにも衝撃的で、残酷なもので…。
“サッカーはあなたの命を縮めます”この言葉が頭から離れなかった。
そして当然ボクは、サッカーをやる意味すら見いだせなくなった。
そんなあの病院の…。
雪の日の帰り道。
あのとき、ボクはたまたま一人で帰っていた。
その日、父さんと母さんが一緒に帰ろうと言ってくれたけど、ボクは一人で考えたいからといって、あてもなくさまよっていたんだ。
太陽)『……』
気がつけばそこは、Aと出会った河川敷で…。
なんだか、悲しくなって、ボクは、その河川敷の芝生に腰を下ろした。
どれほど、そうしていただろう？
ふと気がつくと、雪がちらほら降ってきた。
どうりで、寒いわけだと、納得しながら、ブルブルと体を震わせていた。
髪の上に雪が降り積もっていくのを感じていると
太陽)『……？？』
何かが積もっていく雪を遮った。
上を見上げるとそこにあったのは、真っ赤な傘と
あ)『太陽、風邪ひいちゃうよ？』
ボクを覗き込んでいるA。
ラッキーアイテム
革ベルト
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うちわ(プロフ) - 美希さん» いやいや、天才だなてて…！感動したとかとても嬉しいです！はい、ありがとうございます！またどこかでお見かけしたら是非お声をおかけください！ (2014年12月24日 21時) (
レス) id: 9546e088aa (このIDを非表示/違反報告)
美希 - 天才過ぎてヤバいです！感動しちゃいました！(`・∀・´) これからも頑張ってください (2014年12月24日 11時) (レス) id: 6419f5b4ad (このIDを非表示/違反報告)
うちわ(プロフ) - はるとさん» そういってもらえて嬉しいです(*´∇｀*)いやいや、天才だなんて…。うちわはただの紙うちわですよ(笑)ありがとうございます！がんばります(^∇^) (2014年7月29日 20時) (レス) id: 9546e088aa (このIDを非表示/違反報告)
はると(プロフ) - めっちゃ感動しました!!天才だと思います。これからも応援してるので頑張ってください!! (2014年7月29日 16時) (レス) id: 24cc52e277 (このIDを非表示/違反報告)
うちわ(プロフ) - 南雲£氷麗さん» 確かに！！あそこは泣ける！ (2014年3月28日 23時) (レス) id: b2462899bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うちわ
| 作成日時：2012年8月16日 10時
