二十頁(あなたside) ページ22
太陽)「…ちょっと、A、なに冗談言ってるの？」
そういって、太陽は私を安心させるためか、笑顔を作る。
でも、そんなの無理に笑っているの私にはバレバレ…。
あ)「太陽が作り笑いする時って、いつも何かを隠しているとき…」
それほど、長く太陽の隣にいたのだ…。
ずっと、近くで…。
なのに、私は、太陽が病気なのに気がついてあげれなかった。
太陽)「……」
押し黙る太陽。
あ)「…お願いだから、本当のこと言って」
自分でも情けない。
自分が一番太陽のことをわかったつもりでいたのに…。
こんな肝心なことに気がつかないなんて…。
太陽)「…え？いや、だから…」
言葉を空回りさせる太陽。
あ)「…なんで？なんで？私には、教えられないことなの？」
私は、太陽を見上げる。
太陽の吸い込まれそうな綺麗な瞳が私を見返してくれる。
思わず、力が腕に入る。
太陽)「…いや、えっと…だから、一旦、落ち着いて…」
あ)「…私、今朝、太陽が病院の前で、看護師さんと話している会話、聞いちゃったの…」
今朝のことを話す。
太陽)「いや…あれは…だから…その…」
太陽は目を僅かに泳がせていた。
太陽)「…ちょっと、待って…それは、その…」
太陽はしだいにトーンダウン。
あ)「…太陽は」
そういって、私は、太陽の学ランをギュッと掴んだ。
不安になって…。
太陽が私に隠してた理由がこれしか見当たらなくて。
あ)「…太陽は、私のこと…信じてくれてないの？」
“だから、私に教えてくれなかったの？”目に熱いものがたまった。
太陽)「え？」
太陽はこちらを向いたようだけど、視界が何かに邪魔されて、ぼやけて、見えなかった。
ラッキーアイテム
革ベルト
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うちわ(プロフ) - 美希さん» いやいや、天才だなてて…！感動したとかとても嬉しいです！はい、ありがとうございます！またどこかでお見かけしたら是非お声をおかけください！ (2014年12月24日 21時) (
レス) id: 9546e088aa (このIDを非表示/違反報告)
美希 - 天才過ぎてヤバいです！感動しちゃいました！(`・∀・´) これからも頑張ってください (2014年12月24日 11時) (レス) id: 6419f5b4ad (このIDを非表示/違反報告)
うちわ(プロフ) - はるとさん» そういってもらえて嬉しいです(*´∇｀*)いやいや、天才だなんて…。うちわはただの紙うちわですよ(笑)ありがとうございます！がんばります(^∇^) (2014年7月29日 20時) (レス) id: 9546e088aa (このIDを非表示/違反報告)
はると(プロフ) - めっちゃ感動しました!!天才だと思います。これからも応援してるので頑張ってください!! (2014年7月29日 16時) (レス) id: 24cc52e277 (このIDを非表示/違反報告)
うちわ(プロフ) - 南雲£氷麗さん» 確かに！！あそこは泣ける！ (2014年3月28日 23時) (レス) id: b2462899bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うちわ
| 作成日時：2012年8月16日 10時
