理事長である祖父に頼まれて学校改革始めます2〈男主〉 (ページ25)

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登校3日目・5限目作戦会議ページ25

早速作戦を立てるべく、こーじくんにメッセージを送る。

勿論、目黒くんにはバレないように個別のメッセージにした。

こーじくんにはとりあえず"大事な話がある"ということだけ伝えた。

すると、運良く僕もラウールくんもこーじくんも5限目は必須も選択授業もないらしい。

その為、空きコマを使って3人で作戦会議をすることにした。

こーじくんが体育館に来てくれるらしいのでラウールくんと待つ。

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「どしたーん？大事な話って」

数分後、体育館にこーじくんが現れた。

「もしかして、告白？！」

きゃぁ！とか言いながら顔を押えてふざける彼。

「ごめん、結構真面目な話」

「聞くの辛いかもしれないけど、康二くんにも共有しときたくて」

僕とラウールくんはおちゃらけたこーじくんに対して真面目に話す。

するとさすがに察したのか緊張の面持ちで僕らの前に座った彼。

彼が座ったのを確認すると、僕らは深呼吸をする。

「実はね」

ラウールくんの代わりに僕が先程の話をする。

勿論、ラウールくんが目撃したことも。