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「さあっ遂に！遂に最終戦と相成りました！！泣いても笑ってもこれで最後！トリを飾るのはこのお２人っ！」
会場に歓声が響く。でも私は高揚感というのを感じられない。なにか嫌な予感がするからだ。そう、漠然とはしているものの、なにか脅威が迫っているような、悪いことが起きそうな。
「天翔ける真紅の翼！禍野の闇を切り裂き光明を齎さんっ！！十二天将”朱雀”！！斑鳩ああああ士門おおおおんっ！！！
そしてええこの方を形容するのに多くを語る必要はありません！「最強」！！以上っ！！�贅宮家当主・十二天将”貴人”！！�贅宮ああああああ天馬ああああああ！！」
双方が中央に寄る。
「これまで幾度となく島の記録を、常識を、歴史を、塗り替えてきた二人が！遂に刃を交えますっ！！」
私は二人をじっと見つめる
「わあ…楽しみですねお嬢！天馬様と士門様！」
「うん、そうだね…」
蘭丸の言葉を適当に返す。士門が驚いたような顔をする。そして何か天馬が言う。何を言ってる…？ろくろと勘九郎みたいに賭け？
「それではっ第百六十七回波達羅盈城御前試合最終第十試合っ 始め！」
といったのが早いか士門は…
「天馬あああああああああ」
天馬に右ストレートを決め、クリーンヒットした。
「クリーンヒット…クリーンヒットォォォォォッ！！呪装を使わずに突っ込むという奇襲が功を奏したのかっ�贅宮天馬様いきなりダウ〜〜ン！」
士門が憤ったように言う。
「お前や有馬さん…Aたちが何を考えているのかは知らない…だが『勝てば教えてやる』…だと！？」
『勝てば教える』天満屋有馬や私…嗚呼、さっきの事か。でも教えてもまぁ徳はないような気もするけれどね。
「自惚れる…なっっ！！ 『お前に力を貸して欲しい』と手をついて言わせてやるっ！！天馬！！」
「おお…言いますね士門様…」
蘭丸は私の言おうとしていたことを同じことを呟いた。
「それともうひとつッ俺の名前はトリ丸ではないっっ！！」
ちゃんと釘刺すのね。
「戯れるなよヒヨコが…んん！？」
そこでかわいらしい実況が入る。
「斑鳩士門様のストレート炸裂っ！思わぬ先制攻撃に会場からどよめきの声があがりますっ！」
士門が天翔顕符を取り出す。
「天翔顕符っ朱染雀羽！！急急如律令っ」
士門は大ぶりな剣で責めるも天馬に剣の鞘で防御。
「バッギィィィィン！！」
その声を皮切りに天馬が攻め始める。いや、薔薇じゃないからね(
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紅蘭(プロフ) - (´･ω･｀)さん» あ…すいません、矛盾してましたね。修正しておきますね！ご指摘ありがとうございます！ (2017年11月9日 7時) (
レス) id: 4b1174ad60 (このIDを非表示/違反報告)
(´･ω･｀) - ？？？ 道満と葛の葉の激突した時、夢主は島に居ましたよね。なんで「私が本土に行った時に葛の葉と衝突した」とか言ってるんでしょう？ そもそも有馬が当時本土にいて目撃してるから説明する意味も無いですし… (2017年11月8日 22時) (レス) id: a39dd38ad9 (このIDを非表示/違反報告)
白百合未来 - あああああ!ありがと―！！！ (2017年10月14日 19時) (レス) id: fb640e5878 (このIDを非表示/違反報告)
アミ(プロフ) - 白百合未来さん» 了解です！ (2017年10月10日 20時) (レス) id: 559a494363 (このIDを非表示/違反報告)
白百合未来(プロフ) - 後から何回かさせてもらうかもですがハロウィンで！十二天将と夢主ちゃんの！ (2017年10月10日 17時) (レス) id: c7f9f2e6e7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅蘭 | 作成日時：2017年7月24日 20時
