出会い4(2010) ページ7
.
「なら良かった！A、見ての通り人見知りだから、お前らにも仲良くしてあげてほしい」
「俺らのグループがリハの時とか、1人になっちゃうかもしれないし」
「Aも、これからのためにも、Jr.内にもっと知り合いいた方がいいと思うしね」
口々にそう言ってくれる、They武道とM.A.D.のメンバー
「わかりました！今回の公演で、Aちゃんと仲良くなれるように頑張ります。Aちゃん、よろしくね」
「よ、よろしくお願いします…！」
またいきなりのえるくんに微笑みを向けられて固まる私
「A、緊張しすぎ(笑)ていうか、美勇人以外は一応後輩なんじゃない？敬語じゃなくてタメにしなよ、みんなも」
「あ、そうなんだ…のえるくん、ひろきくん、しめかけくん、みゅうとくん、よろしくね…！」
精一杯の勇気を振り絞って笑顔で4人に挨拶をする
「よろしくね、Aちゃん！」
「先輩たちがいなくて困ったときとか、いつでも俺らのとこ来て！」
「俺らもAちゃんと仲良くなりたいし」
そう言って、まだ少しぎこちないながらも、仲良くなろうとしてくれている4人に安心した
これが、兄組との出会いだった
「A、ジュース買いに行こ！」
「あ、いく！ちょっと待って！」
「俺もついてく〜」
「じゃあ俺も！」
「じゃあ俺の分も買って来て！」
「なんでだよ(笑)どうせなんだから如恵留も一緒に行こうぜ！」
「しょうがないな(笑)」
プレゾンの稽古中、4人とはすごく距離が縮まった
一緒に踊るところも多くて、なんなら休憩時間もtheyやM.A.D.より一緒にいる時間が長い気がする
「Aなにがいい？今日は俺が買ってあげる」
「みゅうとくん、ありがと！アイスカフェオレがいいな」
「ほんとこれ好きだね(笑)ほぼ毎回飲んでない？(笑)」
その中でも特に私をかわいがってくれたのが、みゅうとくんだった
リハで会うたびに私のことを抱きしめてかわいいって言ってくれて、ジュースとかアイスとかもたくさん買ってくれて、駅までもよく一緒に歩いたりして
とにかく本当の妹のようにかわいがってくれた
「美勇人ばっかAといてずるい」
「しめちゃんのこともすきだよ」
「じゃあ今度は俺と一緒に帰ろ！」
「ダメです〜Aは俺と一緒に帰るって決まってるの」
「は、お前毎日帰ってんだろ」
「もうみんなで一緒に帰ればいいじゃん(笑)」
「そんなことでいちいち揉めない(笑)」
4人との時間は、とても居心地がよかった
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 298人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
たざわ(プロフ) - 初コメです！１つ１つのお話しが深くて濃くて読むときじっくり読んでしまいます。主人公と美勇人顕嵐との距離感が複雑だけどそこがまた面白いなと思いました！いつも更新楽しみにしてます。頑張ってください (2018年2月13日 18時) (
レス) id: 2081685208 (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - tan.さん» コメントありがとうございます。トラジャ担の方に楽しんで頂けてとてもうれしいです(o^^o)七五三掛くんとの絡み、畏まりました！ (2018年2月12日 1時) (レス) id: 4c792161ea (このIDを非表示/違反報告)
あみ(プロフ) - ゆいかさん» 畏まりました！近いうちに更新させて頂きますね^ ^ (2018年2月12日 1時) (レス) id: 4c792161ea (このIDを非表示/違反報告)
tan.(プロフ) - トラジャ担なのでとても楽しく読ませてもらっています！七五三掛くんとの絡みを書いてほしいです！ (2018年2月11日 23時) (レス) id: c03680d9e9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいか(プロフ) - ありがとうございます！トラジャやその他jrとの絡みをお願いしたいです！ (2018年2月11日 19時) (レス) id: ae9812bd3d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あみ | 作成日時：2017年11月19日 1時
