【名探偵コナン】ラプソディー3【警察学校組】

知らないほうが幸せっていう言葉もある ページ21

ベ「丁度よかったわ…貴方たちこの子を安全な場所まで連れて行ってあげてくれない？」


『(………え゛！！？)』


ス「随分、肩入れしてるみたいだが………！？」



降谷と諸伏が扮するバーボンとスコッチはベルモットと一緒にいる女がAだと気づき一瞬驚くがベルモットに悟られまいと平常心をすぐに取り戻す



ベ「そうね、今日は気分がいいわ」


私の気が変わらないうちに早くしなさい、とベルモットは鋭い視線を三人に送る



バ「口封じはしなくていいんですか？」



普段の降谷とは違い、組織の人間であるバーボンの視線にAは怯んだ



ベ「そうね……」


『……？うわぁ！？』



ベルモットはAの腕を引き耳元で囁く




ベ「A secret makes a woman woman…(女は秘密を着飾って美しくなるのよ…)

この意味がわかれば貴女は大丈夫よ」



ベルモットの言うことにAは頷く




ベ「Good-bye, DAISY(またね、デイジー)」



ベルモットはAの頭をひと撫でしてから解放し、バーボンとスコッチに託した



『(デイジー？)……あの、助けてくれてありがとうございました。

怪我の具合油断しちゃダメですよ』


ベ「ふふ、わかってるわ」




傷口に細菌が入ったら大変と心配をするAにベルモットは笑いながら早くここから出ていくよう促す





ベ「あぁ、バーボンとスコッチ…貴方たちを信用して任せるけど……」



その子に何かしたらタダじゃ置かない、と笑いながらも鋭い視線で釘を刺すベルモットにバーボンとスコッチも驚くが無事に送り届けると約束をした






ベ「あの子に酒の名前は似合わない………」



ベルモットは誰もいなくなった空間にポツリと呟いた


デイジー…花言葉は【純真】【忠実な愛】【私は言わない】



A secret makes a woman woman―女は秘密を着飾って美しくなる




ベルモットはエンジェルともう一人大切にしたいと思える女性が出来て笑みを浮かべた

本能で逃げたい→←成功したのはその人の努力

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