少しずつ ページ7
『ロサンゼルス?』
蘭「そう!新一の両親今ロサンゼルスに移住して来月遊びに行くんだけど、お父さんたちが未成年だけで飛行機乗るのは危ないって言ってて……」
新「それで、Aさんに保護者代わりとして一緒に行ってくれないか?」
萩原にAの事故のことを聞いて頻繁に見舞いに来てくれた新一と蘭はAがもうすぐ退院できると知り、頼みに来たというのだ。
『私でいいのかな?』
蘭「お父さんは今資産家の猫探しでいつ終わるかわからないって言うし、お母さんも仕事で忙しいって言うし……」
新「博士も来月は発明家の集まりとかでいないんだと
父さんと母さんに言ったら退院祝いをするから是非来てくれって言ってたからよ」
頼まれてくれない?と手を合わせて頭を下げる新一にAはうーんと考える
『編集者に確認してオッケーが出たらいいよ』
パソコンがあればどこでも仕事はできるし、とAは新一と蘭に伝える
蘭「本当!?」
やった!と喜ぶ蘭にAも目尻が下がる
『(ロサンゼルスって確か……)』
NY事件が起きるんだっけ?と考えるが、
『………あれ、思い出せない?』
ロスに着いて有希子がゴールデンアップルのチケットが手に入ったからとそのままNYに飛んで…
『(ロスに向かう道中にも事件があっ……た?
……………ゴールデンアップルで事件が起きるんだっけ?)』
Aはドクドクと脈を打ち嫌な予感がした
蘭「Aさん、大丈夫?」
物語を思い出せず脂汗をかくAの姿を見て蘭が心配をする
『……うん、大丈夫だよ!』
ちょっと今日はリハビリ頑張りすぎたみたい、とAは笑って誤魔化す。
新「俺たちもあまり長居するとAさんに負担かけちまうし今日は帰るか」
蘭「そうだね」
また来るね、と新一と蘭は気を遣い帰ってしまった
『(頭ぶつけたから記憶が少し飛んでるのかな?)』
また思い出すだろうとAも深く考えることはしなかったが、
少しずつAの記憶から【名探偵コナン】の記憶が薄れていることにこのとき思いもしなかった
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サンスー(プロフ) - Ray_鈴さん» コメントありがとうございます!長らく更新をせず申し訳ありませんでした(;_;)続きを楽しみにしてくださりありがとうございます!少しずつ更新をしていきますので今後もよろしくお願いします! (2022年12月4日 19時) (レス) id: b851a5fde3 (このIDを非表示/違反報告)
Ray_鈴(プロフ) - 作品すごく面白かったです!終わってしまってるのがすごく残念です…続きが気になるので更新楽しみにしてます!頑張ってください (2022年12月1日 11時) (レス) @page39 id: 23eec1137f (このIDを非表示/違反報告)
サンスー(プロフ) - bloom111714さん» コメントありがとうございます!お褒めいただき感謝です。作者も実際に刑事として活躍する警察学校組が見たかったなって思います。更新が停滞気味ですが書きたい話がたくさんあるので楽しみにしていただけると嬉しいです!(必死) (2022年7月30日 21時) (レス) id: 858af59c9e (このIDを非表示/違反報告)
bloom111714(プロフ) - 楽しく拝読させて頂きました。こんな風に笑いあって時に言い合っている姿を思うとこういう風景が見たかったなと思います。何度読み返しても楽しめています!素敵なお話をありがとうございます。 (2022年7月29日 10時) (レス) @page34 id: 11ae776bcd (このIDを非表示/違反報告)
サンスー(プロフ) - 幸恵さん» ここまで作品を読んでいただきありがとうございます!指摘ありがとうございます!!修正しましたので今後もよろしくお願いします。 (2022年6月2日 20時) (レス) id: 858af59c9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サンスー | 作成日時:2022年5月22日 0時