私のスーパーヒーローくん ページ2
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「...っあ」
保育園の年長さんの時、生まれ育った韓国からお父さんの都合で大阪に引っ越してきた。
韓国と日本のハーフの私は珍しがられるし、誰にも相手にされずにいつもいつも1人で過ごしていた。
A『Aちゃんってどうしてそんなに髪の毛色違うのー?』
B『Bちゃん!Aちゃんはがいこくじんだから色が違うんだよお!』
毎日毎日こんな風に外国人扱いされて。先生たちもたどたどしい英語で話そうとしてくる。私、日本語喋れるのに...
そんな時、助けてくれたのは、彼だった。
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恭大『あーあーなに言ってるの。みんな友達でしょ?』
A『恭大くん!!!でも、いろちがうもん!』
B『ままが違う人っていってたもん!』
恭大『それでも、そういうことは言ったらダメだよ。分かった?』
突然現れた私のスーパーヒーロー。
この日から私はずっとずーっと恋をしているんだ、
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藤原恭大という男の子に。
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作者名:Tia | 作成日時:2022年12月3日 22時