FILE.312 謎解きは喫茶ポアロで ページ37
事件が起きた米花町5丁目の喫茶店に到着するも、3人してお店の前で目を丸くした。
「オイオイ・・・・」
「ここって・・・・」
ガラス窓には”COFFEE ポアロ”と書かれている。
『まさかこことは・・・・』
2階には”毛利探偵事務所”とガラス窓に書かれている。何でよりにもよって、喫茶ポアロなんだろうと思いながらドアを開くと、見知った顔が2人・・・・いや、5人？が一斉にわたし達を見てくる。
「あ、ボウズ。まーたオメェか」
「毎度毎度、事件に巻き込まれるな」
「えへへ・・・・」
2人は最初にコナンくんに話しかけた。その隣には、色黒の高校生くらいの子がいる。この子どっかで・・・・・あ、思い出した。
『もしかして君って・・・・服部くん？』
「ん？俺らどっかで会うたか？」
『京都の時に会わなかった？ホラ、天狗の事件の・・・』
「ああ！あん時の！」
服部くんも思い出したのか、手をポンッと叩く。
「黒羽くんとも知り合いなのかね？」
『知り合いというか、以前、一緒に事件に遭遇したことがありまして・・・・』
「君もコナンくんと同じで、よく事件に巻きまれとるな・・・・」
「ハハハ・・・・」
服部くんもそうなんだ・・・・で、問題はだ。
レジ付近で立つ3人の店員に視線を向ける。一人はあまり遭遇しない女性の店員さんと・・・・あの2人か・・・・
『あの、一応お名前を伺っても？』
「榎本梓です。ここでウェイトレスをしています」
『榎本さんね・・・・それであなた達は？』
今は同期ではない。捜査一課の黒羽Aだ、と心に言い聞かせて2人に尋ねる。
「安室透です。アルバイトをしています」
「緑川唯です。同じくアルバイトをしています」
『安室さんと緑川さんね・・・・・ありがとうございます』
顔が引き攣りそうにながら名前を聞いて、そそくさと2人の元へ向かうと、松田が「何でオメェがいんだよ」と、不機嫌そうにその3人の横に立つ人物に顔を向けている。そう問題はもう一つあった。
「萩！」
「いやァ・・・何でだろうね」
「何でだろう・・・・ってそれで済んだら警察はいらねーっつうの！」
「んなこと言われても・・・ホントに偶然なんだって！」
コナンくんに服部くんに降谷にヒロに萩に・・・・・一体どうなってんの？
というか、こんな状況で同期が集結するなんてどんな確率よ・・・・・
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セカイ(プロフ) - ちゃごいずごっどさん» コメントありがとうございます！更新がんばります！ (2月7日 21時) (
レス) @page46 id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃごいずごっど - 本当にとても素敵な作品でどんどん読み進めてました😭😭終始幸せな気持ちでいられます、、！！これからも無理のない範囲で更新頑張って下さい！！応援しています✨✨ (2月4日 20時) (レス) id: 9d6e955330 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セカイ | 作成日時：2024年1月17日 0時
