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FILE.309 ページ34

松田side


「どうしてお前らは、いつも図ったのかのように来るんだ?」

「んなの知るか」

「偶然だろ?」



捜査をしにポアロの付近にやって来た。捜査が終わり、ついでに寄ってくかとということになり班長と立ち寄ると、降谷は入ってきた俺達を見るなりゲッと顔を歪めた。


「ホントいつも梓さんが出掛けてる時に来るよな・・・・」

「それに他のお客さんもいないっていうすごいタイミングだよね」


と言いながらも、一応接客をする2人にカウンターに案内されたのと同時にドアが開いた。



「アレ?じんぺーちゃんに班長じゃん」

「よォ、萩原」



入ってきたのは萩だった。萩を見て降谷はクソでかため息をついた。


「何でため息つかれてんの俺?」

「さァな」




萩もカウンターに座ると、「アレ?Aちゃんは?」と聞いてきた。

「今日休み」

「だから班長と一緒なんだね」

「珍しい組み合わせだろ?」



出されたコーヒーを飲んでいると、「Aちゃんといえばさぁ」と諸伏が口を開いた。

「松田、あの後進展あったの?」

「ブッ!」

「うわっ!じんぺーちゃん、汚い!」

「悪かったな!」



コーヒーが口から出てカウンターに飛び散る。紙ナプキンで拭いていると、「あると思うかァ?」と班長が答えた。

「その様子じゃないだろうな」

「正解」

「あのなァ・・・・」


好き勝手言いやがって・・・・




「まあ、事件事件で忙しいんでしょ?最近は落ち着いてるようだけど、夏なんて特にひどかったらしいんじゃん」

「・・・・・まァな」


萩が言っていることは一理あるけど・・・・・



「でも、それでいいの?そのままだとそのうち愛想つかされて、他の男の所に行っちゃうんじゃない?」

「諸伏の言う通りかもな」

「あ”?」

「何だ、知らねーのか?Aを狙ってるヤツ結構いるぜ?あのむさ苦しいところにいるし、佐藤と並ぶマドンナ的存在だからな。A派、佐藤派ってあるみてーだぞ」

「んな話聞いたことねーよ」

「ま、そうだろーな。いつも松田が隣にいるから、狙ってるヤツらは近付けねェんだよ」

「じんぺーちゃん、番犬じゃん!」

「何か言ったか?」

「いや、何も・・・・・」

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セカイ(プロフ) - ちゃごいずごっどさん» コメントありがとうございます!更新がんばります! (2月7日 21時) (レス) @page46 id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃごいずごっど - 本当にとても素敵な作品でどんどん読み進めてました😭😭終始幸せな気持ちでいられます、、!!これからも無理のない範囲で更新頑張って下さい!!応援しています✨✨ (2月4日 20時) (レス) id: 9d6e955330 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:セカイ | 作成日時:2024年1月17日 0時

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