FILE.286 業火の向日葵 ページ11
”信頼できる12人”・・・・って、スペシャリスト達と中森警部、コナンくん、私、松田、そして鈴木相談役のボディーガードであり、モニターを操作している後藤さんか・・・・
ん？まてよ・・・十二使徒を”12人”と書かず”11人+1人”と書いたのは恐らく・・・・・”ユダ”・・・・・
＜ひまわり＞を隠すために、取引したホテルの部屋に飾られていた絵は、”最後の晩餐”だった。
なるほどね？だからあの時・・・・
『鈴木相談役、先ほど”信頼できる12人”とおっしゃいましたよね？』
「ああ・・・それがどうした？」
『何故キッドは、”12人”と書かなかったのか不思議だったのですが、恐らく・・・・ユダのことを言っているのではないかと』
「ユダって・・・・裏切り者のユダ？」
「じゃあキッドは、ボク達の中に裏切り者がいることを知らせようとしたってことだね！」
「キッド以外に＜ひまわり＞を狙ってるヤツが、いるってことか！？」
『ええ』
「・・・確かにキッドの犯行とは思えねェものもあったからなァ」
『そこで、7人のサムライのプロフィールを改めて調べさせていただきたいのですが』
「我々の信頼関係と、セキュリティの混乱を狙ったものかもしれぬぞ」
「アイツらには、再調査のことを知らせなければいいだろ？」
「うむ。それならば調べることに損はなかろう、頼む」
『はい。まずは、今回狙われた2枚目と5枚目の＜ひまわり＞に、関係がありそうな人物から調べてみます』
鈴木相談役の了承を得ると、携帯を取り出し班長に電話を掛ける。
『もしもし？至急、調べて欲しいことがあるんだけど――――』
少し経つと、班長から連絡が来た。仕事が早くて助かる。
情報を確認しようとした瞬間、いきなり照明が消えた。
「停電！？」
「大丈夫じゃ。すぐに補助電源を作動させい！」
「はい」
コナンくんは後藤さんに走り寄り、「＜ひまわり＞のモニターを優先して！」と伝える。後藤さんがパネルを操作すると、すぐにモニターが復活し、各展示室の＜ひまわり＞が映った。
「＜ひまわり＞は大丈夫そーだな」
『こっちのモニターも映してください。捜査一課から情報が来ているんです』
「はい」
すると、照明が点いた。ひとまずは安心できそうね。
「後藤！一体何が起きとるんじゃ！？」
「電気制御室でトラブルがあったようです。照明、メインエレベーター、そして監視カメラが機能停止です。直ぐに2枚目と5枚目の警戒にあたらせます」
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セカイ(プロフ) - ちゃごいずごっどさん» コメントありがとうございます！更新がんばります！ (2月7日 21時) (
レス) @page46 id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃごいずごっど - 本当にとても素敵な作品でどんどん読み進めてました😭😭終始幸せな気持ちでいられます、、！！これからも無理のない範囲で更新頑張って下さい！！応援しています✨✨ (2月4日 20時) (レス) id: 9d6e955330 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セカイ | 作成日時：2024年1月17日 0時
