FILE.192 紅の修学旅行 ページ13
「でもココ、割と高くないな。12メートルぐらいか？」
『ちょっと、あんまり身を乗り出すと危ないわよ』
「んなくらい大丈夫だよ」
松田が下を覗き込んでいる一方で、清水の舞台から見える景色を写真に収める。我ながら上手く撮れたのでは？
『ねぇ、松田！一緒に写真を・・・・・って、どうしたの？』
声を掛けると、松田は周囲を見渡していた。
「いや、何か誰かに見られている気がしたんだよ・・・・」
『気のせいでしょ。わたし達と同じ観光客とか修学旅行生だらけだよ？』
周りは観光客や制服を着た学生で溢れ返っている。
「・・・・・そうだよな」
『ホラ！撮ろうよ！』
「・・・・オウ」
松田の手を引っ張って、傍によせると紅葉とともに自撮りをした。
『うん。イイ感じ』
「楽しそうだな」
『うん！楽しいよ！』
そう言うと、何故か顔を頬を染めた。
『ん？どうした？』
「・・・・何でもねェよ」
降谷side
「オ〜〜！Aちゃんやるね〜！」
「その調子だね！」
少し離れたところから2人を見守っていた萩原とヒロはハイタッチを交わす。
「・・・・ホントにいいのだろうか」
「・・・・ああ。バレたら大変だぜ」
そんな2人とは反対に僕と班長はそう口にした。
「何だよ〜2人だってノリノリだったくせに」
「だからってわざわざ尾行までしなくても・・・・」
「ゼロは気にならない？あの2人がどうなるのか？」
「ま、まぁ・・・・・」
ふと視線を戻すと、Aと松田が移動し始めていた。
「あ、2人が移動してる」
「よし。気付かれないように後を追うよ！」
移動を開始する萩原とヒロに班長と深く「「はぁ・・・・・」」と溜息をついた。
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セカイ(プロフ) - soraさん» コメントとリクエストありがとうございます！「裏切りのホワイトデー」ですが、確かに二人だったらどうなる展開になるのか私も楽しみです。いつか書けたら書こうと思います。 (1月12日 22時) (
レス) id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - シンヤさん» コメントありがとうございます！励みになります！ (1月12日 22時) (レス) id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
sora(プロフ) - いつも更新ありがとうございます！！いつも楽しませてもらってます！！リクエスト書いていいか分からなかったんですけど《裏切りのホワイトデー》をこの話で見てみたいです！！いつもありがとうございます！更新頑張ってください！！ (5月21日 16時) (レス) @page46 id: 246c6fd1e1 (このIDを非表示/違反報告)
シンヤ(プロフ) - 毎日更新して下さりありがとうございます🙏🙏毎日とても楽しく読んでいます🥰🥰ありがとうございます🙏🙏いつも素敵な話ありがとうございます🙏🙏続きとても楽しみにしています🥰🥰 (5月10日 0時) (レス) id: 42d6be6a70 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - シンヤさん» コメントありがとうございます！修学旅行篇は事件メインになってしまったので絡みが少なかったのですが、これからは絡み増し増しになる予定ですので、楽しみにしていてください！ (5月8日 23時) (レス) @page8 id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セカイ | 作成日時：2023年4月29日 0時
