FILE.127 ハロウィンの花嫁 ページ46
プラーミャが恐ろしい計画を打ち明け、満足そうに高笑いをしたその時だった。
「それが聞きたかったんだよ」
突然、わたし達ではない男の声がした。
プラーミャがヘリコプターに目を向けた途端、持っていた携帯が回っているローターに当たって粉々になった。ヘリコプターから手が伸びてきたかと思ったら、プラーミャの右肩に叩き込まれ、ゴキッと鈍い音がした。
プラーミャは「ぐああああああ！！！」と絶叫しながら倒れる。
ヘリコプターから降りてきた男はキャップを被り、首には爆弾がはめられている。プラーミャはその男を見ると、目を見張った。
「お前は・・・・・降谷零！？」
「お前を捕まえようと思えばいつでもできた」
『爆弾の在処を吐かせるために、わざとここまで泳がせていたのよ。気付かなかったかしら』
「黒羽A・・・・・・」
プラーミャが私を睨みつけながら起き上がった途端、後ろから大きな音がした。
「プラーミャ！もう逃げられないわよ！」
佐藤さんと高木くんが屋上にやって来て、拳銃を構えて走ってくる。
「・・・・・私もここまでか」
「さぁ、手を上げて頭の後ろに回すんだ」
銃を構えた降谷が命令すると、プラーミャは大人しく左手を頭の後ろに回し、結い上げた髪に触れた。
「ああ・・・・・・わかったよ！！！」
束ねた髪の中から手榴弾を取り出すと、ビルの向こう側を目がけて思い切り投げた。
「こうなったら一人でも多く道連れだ！」
『くっ！』
拳銃を取り出し、素早くしゃがんで飛んでいく手榴弾に銃口を合わせるも、サーチライトが一斉に点いて、光で見えなくなる。
その時コナンくんが私の前に飛び出してきて、シューズを触ったと思ったら、どこからかサッカーボールが出てきた。
「行っけえええ――――ッ！！」
そしてサッカーボールを思い切り蹴った。
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セカイ(プロフ) - Saku*noさん» コメントありがとうございます！引き続き頑張ります！ (2023年5月1日 23時) (
レス) id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - まみこさん» コメントありがとうございます！現在5を更新中です。よかったらご覧ください！ (2023年5月1日 23時) (レス) id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
Saku*no(プロフ) - 一番楽しみにしてた「捜査一課の黒羽さん 3【名探偵コナン】」おめでとうございます！！これから作品頑張ってください (2022年10月30日 10時) (レス) id: 39a66916ed (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 三期おめでとうございます！ (2022年10月30日 0時) (レス) id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セカイ | 作成日時：2022年10月29日 23時
