FILE.50 絶海の探偵 ページ3
松田side
「すみません！」
おっさんの推理が終わったのを図ったかのように、さっきのガキと女、東都タワーの件の時に家に送るだのなんだので一緒になったあのガキ達、そしてたぶん女の友達が大所帯で入ってきた。
「あの！黒羽さんっていう刑事さん戻ってませんか！？」
「スパイと戦ったあと、いなくなっちゃったんだよ！」
何！？
「警部！」
”X”の取り調べをしていた佐藤と関口が緊迫した表情で飛び込んで来た。
「”X”が気になる供述を！」
「ヤツが捕まる少し前、乗客の女性に正体を見破られたそうです。それで、口封じのため海に落としたと・・・・」
「その女性は大人でスーツを着ていて、空手を使ってたそうです。それと、戦っている時にその女性の左胸につけていたバッジが取れたらしく・・・・女性を海に落としたあと拾ったそうです」
関口は机にそのバッジを置いた。それは捜査一課だけがつけているバッジだった。
「それって・・・・」
「まさか・・・・！」
高木や目暮たちが息をのむ。
「うそ・・・・」
「そんなッ・・・・」
ガキどもも愕然としているが、俺も例外ではなかった。
A―――――！！！！
No side
沈みかけた太陽が海面に反射している。
その海面にボコボコといくつもの泡が浮かび上がってきたかと思うと、突然腕が突き出した。その腕には電波時計がはめられているが、やがて波がその腕を飲み込み、再び海中へと沈んでいった。
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セカイ(プロフ) - 未零♪mirei♪さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！！ (2023年5月1日 23時) (
レス) id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - まみこさん» コメントありがとうございます！恋人篇、絶賛更新中ですのでよかったらご覧ください！ (2023年5月1日 23時) (レス) id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - エリザベス女王さん» 返信遅れてすみません。コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2023年5月1日 23時) (レス) @page13 id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
未零♪mirei♪ - これからも、頑張ってください！ (2023年1月4日 15時) (レス) @page4 id: 1f9aff915a (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 再会編完結おめでとうございます、これからも頑張ってください！ (2022年8月16日 10時) (レス) id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セカイ | 作成日時：2022年7月21日 0時
