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『で、私に聞きたいことって何？』
「イージス艦の食堂で話した時のことなんだけど・・・黒羽刑事、言ってたよね。”わたし達の話、どこかで盗聴でもしていたの？”って。どうしてそう思ったの？ボクがはぐらかしたから？」
『それもあるけど・・・・艦長室で毛利さんに首根っこ掴まれて、抜け出す時に腕を叩いていたじゃない？その時に、盗聴器でも仕掛けたのかなって。証拠も何もないけどね。でも、盗聴何かしなくても、君の洞察力があれば、どんな事件も解決出来そうだけどね』
「え？どうして？」
『なんだか小学生に見えないんだよね。大人びてるというか・・・立ち振る舞いとか口調とかね。子供のフリをした大人のような感覚がするの。そんなワケないのにね』
そう言う私を、コナンくんは真剣な目で見つめていた。
「今日は時間作ってくれてありがとう」
『別にいいのよ。することなくて暇してたし。また何かあったらヨロシクね、小さな探偵さん』
お会計をしてポアロを出ると、日が暮れ始めた頃だった。コナンくんと別れてしばらく歩くと、前から女子高生が歩いてきた。
「キッドってかっこよくない？」
「ホントそれ！次、いつ現れるかな〜？」
キッドか・・・・学校も終わってるだろうし、今の時間帯なら行っても大丈夫かな？
私は、家に向かっていた足を、江古田町にあるバーへと向けた。
電車を乗り継ぎ、江古田町に到着した。駅から少し歩くと、バーが見えてきた。看板には”ブルーパロット”と書かれ、ドアには【CLOSE】のプレートが掛かっていたが、それを無視してドアを開けると、店内にいた2人がこちらを向いた。
「Aさん！？」
『久しぶり。快斗、寺井さん』
「お久ぶりでございます、A様」
寺井という初老の男性は、私の兄・黒羽盗一の付き人だった人だ。何回か顔を合わせたことがあり、もちろんあの日も一緒にいた。
「Aさん、来るなら連絡くらい・・・・」
『ゴメンね。驚かせようと思って』
「ホントびっくりしだぜ・・・でも、仕事は？」
『今はワケあって休暇中なの。普段こんなに時間取れることって滅多にないから、顔だけでも見ておこうかなって。で、ここにいるってことは、次の計画でもしてるの？』
「流石・・・ちょうど、その計画を立ててたところさ」
ビリヤード台の上には、次の犯行で使うと思われる道具が、ずらりと並べられていた。
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セカイ(プロフ) - 未零♪mirei♪さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！！ (2023年5月1日 23時) (
レス) id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - まみこさん» コメントありがとうございます！恋人篇、絶賛更新中ですのでよかったらご覧ください！ (2023年5月1日 23時) (レス) id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - エリザベス女王さん» 返信遅れてすみません。コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2023年5月1日 23時) (レス) @page13 id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
未零♪mirei♪ - これからも、頑張ってください！ (2023年1月4日 15時) (レス) @page4 id: 1f9aff915a (このIDを非表示/違反報告)
まみこ(プロフ) - 再会編完結おめでとうございます、これからも頑張ってください！ (2022年8月16日 10時) (レス) id: 9d3f4398ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セカイ | 作成日時：2022年7月21日 0時
