FILE.40 絶海の探偵 ページ42
「ってことは・・・・！」
『”X”は事前に進路変更を知っていた』と口にした後、コナンくんを見た。
まさかわたし達に気付かせるためにわざと・・・・？
だとしてもどこから聞いているのかはわからなかった。
「あれ？忘れ物ここじゃなかったみたい。食堂に戻ろーっと」
『待って！！』
引き留めたその瞬間、画像解析をしていた味谷さんが「目標発見！」と叫んだ。
「照合率93％、竹川に間違いありません！」
モニターには公園のゴミ捨て場に竹川らしき人物が映っていた。
「場所は？」
「京都先斗町公園。PM12時3分。拡大します！」
拡大すると、竹川はゴミ箱に何かを捨てていた。
この映像だけじゃわからず、すぐに京都府警の捜査員を向かわせることになった。
「PM12時10分。京阪電車、祇園四条駅のホームです」
次にカメラが捉えたのは大阪方面に向かう特急電車のホームだった。
「特急なら停車駅は少ないはず。大阪府警に協力要請してきます」
綾小路警部と車折刑事が共にCICから出て行った姿を追うと、いつの間にかコナンくんがいなくなっていた。
『松田、ちょっと抜けるわ』
「どこへ行くんだよ」
『お手洗い』
「・・・・行ってら」
適当な嘘をつき、抜け出せることに成功した。
とりあえず、食堂にでもいってみるか・・・・
食堂に向かうと、宝探しゲームをしていた。その中にコナンくんを見つけ肩を叩いた。
『ちょっといい？』
食堂の出入り口に移動し向かい合う。
『さっきはお手柄だったわね』
「え？何が？」
『わたし達の話、どこかで盗聴でもしていたの？』
「・・・・ねぇ、黒羽刑事。この船に乗らないと手に入らないデータって、どんなデータだと思う？」
『質問を質問で返さないの。でも、そう聞くってことは盗聴していたのね。そうね・・・・私は海自じゃないから詳しいことはわからないけど、例えば潜水艦が襲ってきた時のデータとかならこの船にしかないんじゃないかしら？』
「もし、それが本当だとしたらそのデータを得るために”X”は難破船を仕向けてきたってこと？」
『そうかもしれないわね。そのデータがあるのってさっきまで一緒にいたCICか、艦長室じゃないかしら？』
コナンくんは何かを考え始めたと思ったら、突然走り出した。
『え！？ちょっと待ちなさい！！』
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うっきー - いつも楽しく拝見させていただいてます！！もしよろしければ警察学校編が見てみたいです🙇🏻♀️ (5月8日 12時) (
レス) id: 42247d2ac2 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - 朽木 桜さん» コメントありがとうございます。返信遅れてすみません。FILE.21の水銀レバーについて原作を読み返してみたのですが、コナンくんが水銀レバーが作動してしまうと言った後に、二種類の液体爆弾について説明をしていたので、原作通りの台詞にしてみました。 (1月12日 22時) (レス) id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
朽木 桜(プロフ) - ファイル21の水銀レバーの回のところを読んでいるのですがコナンくんの水銀レバーの説明が違います。二種類の液体爆弾は花ハロのもので水銀レバーではないです。水銀レバーコナンで調べると説明が出てきますよ！！ (2023年5月4日 22時) (レス) @page23 id: e22cbff476 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - 氷花さん» 返信遅れてすみません。コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2023年5月1日 23時) (レス) @page50 id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
氷花(プロフ) - 続きがとても気になります。更新頑張ってください。 (2022年7月1日 22時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セカイ | 作成日時：2022年6月16日 23時
