FILE.11 揺れる警視庁 1200万人の人質 ページ13
コナンside
―――現在
「――っていうことがあったのよ」
「へー・・・」
俺たちはこの間起きた郵便局強盗事件に関わったため、佐藤刑事と現場に赴き実況検分を受けた。
その事件は3年前、佐藤刑事たちが関わった事件と似ていたらしい。
実際は、3年前の爆弾犯を装い警察を混乱させその隙に強盗をするという計画だった。
そして3年前の事件が気になった俺は実況検分が終わった後、佐藤刑事に教えてもらっていた。
「じゃあその二人の刑事さんって・・・・」
「ああ。二人なら今でも・・・・ほら、あの二人よ」
佐藤刑事が指した方向を見ると、二人の刑事が歩いてきていた。
『佐藤さん、何してるの？あれ、その子達とそちらの方は・・・？』
「ああ・・・・この間の郵便局強盗事件の目撃者の子達とこの子達の保護者の代わりの阿笠さんです」
「随分仲良しそうだな」
佐藤刑事は立ち上がると、二人に俺達のことを紹介した。
「たまに事件に遭遇していて、それでだんだんと仲良くなっていったていうか・・・伊達さんも以前事件で一緒になったみたいですよ」
『へ〜・・・・』
「で、こんなガキどもに何話してたんだ？実況検分してるようには見えなかったがな」
「3年前の事件について話していたの」
「フーン・・・・こんなガキどもによくもまァペラペラと・・・」
「別にいいじゃない。というか何よ、そっちから聞いておいて」
佐藤刑事と男の刑事がいがみ合っている中、女の刑事が俺達の前でしゃがんだ。
『初めまして、私は黒羽A。あのサングラス天パ野郎は松田陣平。ヨロシクね』
「黒羽刑事と松田刑事・・・ね。うん、ヨロシク！」
『アイツ、怖く見えるかもしれないけど根はイイ奴だから』
フッと笑う顔は少し蘭に似ているような気がした。
『それで実況検分は終わったの？』
「終わりましたよ。今から戻ろうとしていたところです」
『じゃあ、わたし達も戻ろうか』
FILE.12 揺れる警視庁 1200万人の人質→←FILE.10 揺れる警視庁 1200万人の人質
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1487人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うっきー - いつも楽しく拝見させていただいてます！！もしよろしければ警察学校編が見てみたいです🙇🏻♀️ (5月8日 12時) (
レス) id: 42247d2ac2 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - 朽木 桜さん» コメントありがとうございます。返信遅れてすみません。FILE.21の水銀レバーについて原作を読み返してみたのですが、コナンくんが水銀レバーが作動してしまうと言った後に、二種類の液体爆弾について説明をしていたので、原作通りの台詞にしてみました。 (1月12日 22時) (レス) id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
朽木 桜(プロフ) - ファイル21の水銀レバーの回のところを読んでいるのですがコナンくんの水銀レバーの説明が違います。二種類の液体爆弾は花ハロのもので水銀レバーではないです。水銀レバーコナンで調べると説明が出てきますよ！！ (2023年5月4日 22時) (レス) @page23 id: e22cbff476 (このIDを非表示/違反報告)
セカイ(プロフ) - 氷花さん» 返信遅れてすみません。コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2023年5月1日 23時) (レス) @page50 id: 220b9e6626 (このIDを非表示/違反報告)
氷花(プロフ) - 続きがとても気になります。更新頑張ってください。 (2022年7月1日 22時) (レス) id: 724789ecd5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：セカイ | 作成日時：2022年6月16日 23時
