Room 2 ページ3
広臣 side
今日は、久しぶりに、隆二の店で岩ちゃんと
飲む約束をした
隆二「岩ちゃん遅くね?」
広臣「残業少ししてから来るってさ」
残業とは言っても、俺らは一応そこそこ
名の知れた会社の社長
岩ちゃんは若くして会社を継いで、
先代の親父さんが築き上げた会社で、
毎日必死に走り回ってる
俺は、立ち上げた会社の事業が
軌道に乗ったもんで、若手社長なんて
注目されたりしてる
隆二は会員制のBARのオーナーを親父さんから
継いで、3人とも、同じくらいの奴らに
比べたら結構いい暮らしをしていると思う
そんなことを思っていると
ドアが開いて、岩ちゃんが入ってきた
剛典「聞いてくださーい!はぁ、はぁ」
「岩ちゃん、興奮しすぎ笑笑」
剛典「ほんとにやばいんすって!」
隆二「とりあえず落ち着けって笑笑」
岩ちゃんはよほど興奮してたようで、
息を切らしながら膝に手をついて
息を整えていた
広臣「で、何があったって?」
剛典「臣さんと隆二さん、
Cattleyaの噂知ってますか?」
広臣「ああ、なんか秘密の花園?みたいな
その秘密を知った奴は
消されるって噂だろ?」
隆二「そう言えば、直人さんも言ってたわ」
剛典「その店の招待状が来たんすよ」
広臣「はあ?嘘だろ?
誰から貰ったんだよ?」
岩ちゃんの話によると、そこで今度
Secret partyをするらしく、会員が何人か
周りの知り合いを呼ぶらしく、
岩ちゃんの会社の取引相手の社長さんが、
あと2人誘うように言ったらしい
隆二「で、俺らを誘ったわけね」
剛典「臣さん、隆二さん以外に条件満たしてて、
誘えそうな人いないっすもん』
隆二「条件?」
3人で、招待状を覗き込むと、
条件らしきものが書いてあった
” それなりに自立していること”
”決して恋に落ちないこと”
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作者名:Am | 作成日時:2018年3月29日 15時