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Secret 6 ページ6

「ふふっ、まるで今の私みたい
隆二くんにはお見通しなのね」

『伊達に6年もバーテンやってないからね笑笑』

「それもそうね」


そんな風に隆二と会話する彼女

どこか俺が入る空間はない感じだったけど、

「ねえ、お姉さんもしかして失恋?」

なんて、余裕がある風を装って聞いた

「ふふ、そうかもね笑笑」

そんな風にはぐらかすからもっと気になって

「俺はそう って、何言ってんだろうな、
俺らしくねえわ笑笑」

そんな会話を横目で見ていた隆二が

「ふっ、ほんと臣らしくねえわ笑笑」

って、男の俺でもかっこいいと思うように

グラスを拭きながら笑うもんだから

「うっせーよ!笑笑」とか言って

「2人仲いいんだね笑笑」と彼女が微笑む

その度にまた好きだなとか思って

初めて会ったのに3人で話すのがすごく

心地よくてー


「隆二くんと、登坂さんはいつから?」

「俺らは高校からの腐れ縁笑笑」

「どうりで、すっごく仲いいんだね」

「腐れ縁だけどね笑笑」

「それでも、羨ましいよ笑笑」

「そう?ただ、ムカつくだけだよ?」

「わたしも欲しかったです、そんな存在」

そう言って、また儚く笑う彼女

これ以上この話をしたら、どこかに
消えてしまいそうで、

「 girlちゃんは?」

なんて明るく話す


「隆二くんのお店の常連?ですかね?」

「今まであったことなかったよね?」

「登坂さんもここよく来るんですか?」

「まあね、笑笑 なんだかんだ心地いいから」

「そうなんですね、笑笑 」

気づけば、隆二が気を利かせてくれたのか、

二人きりで話していて、、

「 girlちゃんもし良かったらこのあと
飲み直さない?」

「明日お仕事とか大丈夫ですか?」

「俺は大丈夫 girlちゃんさえよかったら」

「ふふ、じゃあお言葉に甘えて」

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作者名:Am | 作成日時:2018年1月7日 17時

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