マドル家の元気枠【MASHLE】

,h ページ8

「さあどうするキノコ頭」



『ごめんなんか始めちゃった』

「…」



『(でもどう取り返すんだろう…もう結構下の方まで行ってるんじゃ)』
「ハムストリングス魔法」

『それって筋肉の名前じゃ…』



なぜそれを知っているんだA




「ビッグバンダッシュ」

『「クラウチングスタート…」』




「負ける選択肢も、助けられない選択肢も僕にはない」
『……』






ぼくはみんなが崖から落とされる直前だっていうのに
ランスくんを怒らせるのが怖いっていう理由だけで見過ごしてた

でもマッシュくんは違う。みんなを取り戻そうと自分を削ってでも助けてる


正義の、みんなのヒーロー

















「なぜ、神格者になりたい」




そう聞かれたときに真っ先に浮かんだのは小さい時、神格者になるといって言われた言葉

兄と並びたくて？父に期待されたくて？上に立ってみたくて？




兄よりも自分を見てほしくて？



違う



ワースくんだってオーター兄さんだってぼくの大事なヒーロー
ぼくだけのひーろー……








『ぼくが神格者を目指すのは



みんなに元気を、人々が笑顔に楽しく【家族】と【友達】と過ごせるような
そんな世界にしたいからです』









兄さんたちと普通に過ごしたいから

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