ずっこけガール 【tkin♀,ymar♀,ybhk♀】

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〜大貴side〜




学校から帰る時


山田に、家に寄って良い？って聞かれた。



丁度今日はお父さんもお母さんも出張で

家にいない日。



山田を家に入れたは良いけど…





涼「……」





…山田は、何も話さない。



多分、気にしてるのかな。


さっきまでの事……。





大「…山田、私はそんなに何もされなかったから…大丈夫だよ？」





…嘘。


ほんとは大丈夫じゃない。



伊野ちゃんが…親友が襲われてる所を

何も出来ずにただ見て

自分も…後少しでヤバい所だった。





涼「…嘘つけ。肩震えてんぞ」

大「っ！」





…口では嘘つけても

身体は素直なのか…。





涼「大ちゃん」

大「何…んっ…っ」





名前を呼ばれて

少し顔を上げると




ちゅっ




触れるだけのキスをされた。





大「やま…」

涼「…涼介って呼んで」

大「りょ、涼介……」

涼「ふっ…かわい、大貴」





だ、大貴とか


久しぶりに呼ばれた…





涼「…ね、大ちゃん」





ﾄﾞｻｯ





大「わっ」

涼「アイツらにどこ触られか教えて？
…俺が綺麗に消毒するから」





そう言う山田の…涼介の顔は


…男の表情だった＿＿＿。

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