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〜慧side〜
教室を出て
大ちゃんと2人で、図書室へ向かっていた。
慧「薮ってほんと心配性」
大「まぁ、俺たち今女の子だし
心配してくれるのは嬉しいけどね」
それは、そうなんだけどさ…
でも、俺たちの教室から図書室なんてすぐだもん。
何かあっても走って帰れば大丈夫でしょ。
そんな事を考えながら歩いていたら
ほら、もう図書室。
大「延滞になる前に返せて良かったね」
慧「延滞になったら面倒だもんー」
…それにしても
珍しい。
図書室に、生徒誰もいないの。
…何か、嫌な予感。
大「伊野ちゃん？どうした？」
慧「あ…ううん、何でもないよー」
…気のせいかな、
視線も感じる気がする……。
大ちゃんは何も感じないのかな。
…鈍感だから感じないか。
大「それでさ、あの時山田が＿＿＿…！」
大ちゃんがそう言った時
…大ちゃんの足が、止まった。
慧「大ちゃん…？」
大「…伊野ちゃん、あれ」
大ちゃんの視線を追って、前を見ると
…ガタイの良い男の人が、数人立っていた。
ネクタイの色からして、先輩だ。
「お前らがあの伊野尾と有岡か」
「噂通り、可愛いなぁ」
「早くやりてぇよ♡」
慧「…何の用ですか、早く教室帰りたいんで
退いてほしいんですけど…」
「気が強いのも良いな、ギャップってやつ？」
…ダメだ。
コイツら、話し通じない。
慧「行こ、大ちゃん」
大ちゃんの手を引いて
その人たちの横を通ろうとしたけど
ｶﾞｼｯ
「逃がさねぇよ？」
腕を掴まれてしまった。
慧「っ！？離せ！！」
「その悪いお口、今から俺らが治してあげる」
やだ…
キモい…
助けて、高木…！！！
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やまあり - 更新楽しみにしてます！ (2019年10月6日 10時) (
レス) id: 7acb637744 (このIDを非表示/違反報告)
アラシック＆ジャス民 - 更新頑張ってください！嵐ファンですがJUMPでは、、、最近雄也が好きです！ (2019年9月1日 23時) (レス) id: a8afd26553 (このIDを非表示/違反報告)
やまありらぶ - 楽しみですっ!!がんばってください!!応援してますっ!! (2019年8月30日 18時) (レス) id: 45cc6642be (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なる | 作成日時：2019年8月19日 6時
