君色に染めて。 【arin♀,ymcn♀,ybhk♀】

君みたいに (ybhk) ページ8

〜光side〜




…2時間目の授業

慧の姿はなかった。


有岡先生に呼ばれたっきり

帰ってこなかった。



慧、保健室かな？


でも、さっきまで元気だったし…



…まさか……



慧の事で色々考え事をしてたら

2時間目の授業が終わってしまった。



2時間目の授業が終わったと同時に

慧が教室に帰ってきた。





光「慧、どこ行ってたの？」

慧「ほぇ？…内緒♡」





慧は、右手の人差し指を唇の所へもっていき

ウインクをして、私にそう言った。



か、可愛い…！


じゃなくて！





光「有岡先生と何かしてたの…？(ﾎﾞｿｯ」

慧「っ！」





明らかな反応を見せる慧。





慧「ふふっ、実はね＿＿」

光「いや、言わなくて良いから」





大体予想はつく。



全く、先生と生徒が学校でそんな事…





慧「光も、薮先輩と一緒にやったら良いじゃん」

光「なっ…で、出来る訳ないでしょ！」

慧「光、声大きい」





…私は

慧みたいに、積極的に行ける訳でもないし

…素直じゃないし


何より、恥ずかしくて

そんな事、出来る訳がない。




……でも、いつかは君みたいに


出来たら、良いのにな…。

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