君色に染めて。 【arin♀,ymcn♀,ybhk♀】

うつった…！？2 (ybhk) ページ50

〜光side〜





慧「それでねっ…って、光？」

光「え…な、何…？」

慧「大丈夫？ボーってしてるみたいだけど…」





休み時間


慧と話しをしているけど

…正直、耳に入ってこない。


聞こうと思っても、右から左に流れるような…そんな感じ。



朝より身体がダルくなってきたかも…。





慧「…ほんとに大丈夫？
保健室に行った方が良いんじゃ…」





慧が心配そうに声をかけてくれる。



けど…大丈夫。


まだ、これくらいなら……



そう思った時





「光ちゃーん」





クラスメイトの子に呼ばれた。





「薮先輩が来てるよ」

光「え？」





や、薮？


何で薮が……



躊躇いつつも、教室を出る。


教室を出てすぐの廊下に

薮が壁にもたれかかりながら立っていた。





光「や、薮、どうしたの…？」





出来るだけ、いつも通りに

いつも通りの私を演じる。





薮「…光、ちょっと来い」





ｸﾞｲｯ





光「わっ、ちょ…！」





突然薮に手を引っ張られて

近くの空き教室に連れて行かれた。





光「な、なn薮「…言えよ」え……」

薮「体調悪いんなら、言えよ」





…空き教室に入ってすぐ


薮に、そんな事を言われた。







＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿


キリが悪いですが、お話がいっぱいになったので移行したいと思います。


『君色に染めて。』を読んで頂き、ありがとうございます。

引き続き、この作品をお楽しみ下さい(*^^*)

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