君色に染めて。 【arin♀,ymcn♀,ybhk♀】

お揃い (ymcn) ページ36

〜知念side〜




朝、涼介と学校へ登校していたら


伊野尾せんぱいと出会った。





慧「あれ、侑李に山田だぁ。
おはよ〜」





相変わらず

ほわほわと挨拶をする伊野尾せんぱい。





知「おはよー伊野尾せんぱい」

涼「おはよー」





私と涼介に向かって手を振る伊野尾せんぱい、

伊野尾せんぱいの右手の薬指には…見た事のない指輪がしてあった。





知「あれ、伊野尾せんぱい、
その指輪何？」





気になって聞いてみる。





慧「あ、これ？
ふふっ、この前の誕生日プレゼントで大ちゃんがくれたの〜
お揃いのペアリングっ！」





幸せそうに語る伊野尾せんぱい。



ペアリングかぁ…有岡先生も奮発したね。←




お揃いか…私も、涼介と…


何て考えていたら

駐車場の方から、今度は有岡先生が歩いてきた。





大「あれ、慧…伊野尾さん、まだ学校入ってなかったの？」

慧「侑李と山田に会ったから話してたの！
大ちゃん、行こ？」





ｸﾞｲｯ




と、有岡先生の手を引っ張る伊野尾せんぱい。





大「ちょっ、有岡先生って呼んで…というか、見られたらどうすんだ…！」

慧「大丈夫だよー、侑李、山田、またねっ！」





有岡先生の言葉もお構い無しに

伊野尾せんぱいは、有岡先生と学校の中へ入っていった。



そんな有岡先生の右手の薬指にも…キラリと光る指輪が見えた。

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