君色に染めて。 【arin♀,ymcn♀,ybhk♀】

スタイル2 (ybhk) ページ12

〜薮side〜




午後から一発目の授業は、数学だった。



数学の先生、眠くなるんだよなぁー。



眠気覚ましにと、窓の外を見ると

体育をしている女子が見えた。



…あれは、光と伊野尾…？


光のクラスか。



光の体育してる姿見れるとか

窓際の席バンザイ。



…何て思ってるのは

俺だけじゃなかった。





「なぁ、あれ慧ちゃんじゃね？」

「マジだ！いつ見ても可愛いなぁ…♡」

「慧ちゃんって、顔もスタイルもマジで良いよな！」





…授業中に何話してんだよ…。





「それは光ちゃんもだろ？」

「光ちゃんもスタイル良いよな〜」

「バカ！お前、薮に聞かれてたら＿＿」

薮「光が何だって？」

「ひぃい！！」

先生「お前ら、授業中だぞ！」





あーあ、コイツらのせいで怒られた…。



俺、光に関してだけは地獄耳だから。


そこを理解した上で、光の話しはするように。



…まぁ、させねぇけどな。




その後もずっと、体育をする光を見つめてたら

…光とバッチリ目が合った。





光「！…＿＿＿＿」





俺と目が合うと、光は口パクで




"後で聞きたい事がある"




そう言った。




俺は静かに、頷いた。






光が聞きたい事って何だろ…♡




ってか、俺良く分かったな。


やっぱり、光との愛かn((

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