誰かの笑顔の為に。【狼ゲーム】 【短編集】

構ってほしい【新村コウ】 ページ4

Aです!!
今は、コウ君のお家にお邪魔してます♪

実は、わたしコウ君の彼女なんです、
イケメンすぎて最高ですよはい…


最近はコウ君が構ってくれないので、
イタズラを仕掛けます。ﾃﾍｯ

コウ君のお家にいるミントちゃんに、
協力してもらいます(

『ミントちゃん、かわいい〜♪』

「……」



コウside

今日は、俺の彼女のAを、
家に連れてきた。

が、

さっきから、ずっとミントに
構いっぱなしで俺の存在を、
忘れているレベルだ。

「おい、A。」

『なに〜コウ君♪』

話しかけても、曖昧な返答だけで。
なぜか、ミント相手に嫉妬していた。

俺は考え、呟いてみた。



Aside

「…俺も構え」

『え。今なんと。』

「だから、俺も構え。何度も言わせる な。」

予想外すぎる言葉を、言うコウ君に、私はひらめいた。

『あっ、そうだ。構って欲しいなら
　ミントちゃん見たいにﾆｬﾝｯて、
　言ってよ。』ﾆﾔ

こんなことコウ君がするわけないのは
分かっている。
だからこそ、やらせたかった((殴

「はぁ!?やるわけないだろ。」

『じゃあ、構わなーい♪』

勝ち誇った顔で見つめる。


すると＿＿

「俺も構え…ﾆｬﾝｯ」

真っ赤に染まるコウ君を見て、
釣られて私も顔が暑くなる。

思った以上の破壊力だった…。

「こんなこと、言わせたお仕置きと
　構わなかったお仕置きをしなきゃ
　いけないなぁ?」ﾆﾔﾘ

今度は私がイタズラされる見たいです＿＿

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