小さくても【飯田リンタロウ】 ページ13
リンタロウside
『…なにこれ、』
…目が覚めたら、なぜか小さく
なっていた。
これは、まずい。
Aにバレたら。
自分の彼女にこんな姿は見せたくない。
その一心で、僕は狼ゲームの最中に
姉さんを探しにいくことにした。
なのに____
「ふっふ〜ん♪」
前方から、危険人物が。
Aside
『ふっふ〜ん♪』
私の癒しのリツちゃんを求め、
散策中です。←
すると、目の前に小さな男の子。
「こ、こんにちは〜」
なんだか見覚えのある笑顔。
『ちょっと待って。君、もしかして
リンタロウ?』
なんかいつもよりも、かなり小さい。
…かわいい(真顔)
「…バレたか。」
『リンタロウ、ちょ〜かわいい♪』
いつもは届かない頭を撫でる。
「そんなに、撫でないでくれるかな♪
僕、男だからかわいくないし♪」
『説得力ないぞ〜♪』
上機嫌な、私にリンタロウが何か
思い付いたように話しかける。
「そうだ、これキスしないと元に
戻らないんだ…」
『なにそれ、ディ●ニーのお話みたい』
あとちっちゃいからなんだろうけど
上目使いが…(殴
「お願いっ、僕を直してっ」
『うーん…どこに、キスすればいいの?』
しょうがなく聞いてみる。
「もちろん、口だよ♪」
『ほぉ…ってはぁ!?』
「うるさいよ、A♪」
『正常でいれるほうが凄いよ…』
困った。ほっぺならまだ許せる。
口。なんてハードルが高い。
「早く、早く〜!!」
急かすリンタロウ。
『いいよ、目瞑って。』
「え〜、しょうがないなぁ♪」
目を瞑ったのを確認する。
チュッ
『好きだよ。リンタロウ。』
急に恥ずかしさが込み上げてくる。
『じゃあっ、私いくね!!ばいばい!!』
真っ赤なちびリンタロウを置いて
逃げるように歩き出す。
小さくなっても、
イタズラ好きな悪魔は変わらない____
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ろん - うぅ……ガチで最高すぎた…… (2022年3月30日 1時) (レス) @page33 id: 0830061a27 (このIDを非表示/違反報告)
三日月 - コウくんのR18が見たい…… (2020年11月29日 18時) (レス) id: 8941cce747 (このIDを非表示/違反報告)
あみなかも。 - ノワブラ-αさん» 書かせていただきました♪ ご希望に添えていると嬉しいです~!! (2018年8月7日 22時) (レス) id: e39de83e63 (このIDを非表示/違反報告)
あみなかも。 - ノワブラ-αさん» さっそく作ってきますね〜!! (2018年8月7日 20時) (レス) id: e39de83e63 (このIDを非表示/違反報告)
ノワブラ-α(プロフ) - ユキナリくんがいいです! (2018年8月7日 20時) (レス) id: cf6ea17fd6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あみなかも。 | 作成日時:2018年6月23日 22時