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大学の講義を終え歩き続けること5分
この辺一帯で妙に浮いている
高層ビルの前で足を止める
「あいつほんとに同い年かよ、」
いつまでも慣れることの無いマンションに入る
「もしもし、着いたけど。」
「開けるね〜。」
開いたドアを通り彼女の元へ行く
「れん〜、寂しかった〜。いっぱい甘やかして？」
その言葉を合図に体を触る。
時折耳に入ってくる甘い声は
溶けたアイスクリームのように
甘ったるしく、喉元に残る。
そういや、A
俺の前でこんなにも甘い声を出すことは
滅多にないな。
他人を考え腰を振っているのがバレたのか、
「もう、、こっち向いてよ。」
呟きながら俺の首元を赤く染めた。
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作者名：あみ | 作成日時：2020年8月16日 12時
