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『蓮、起きてよ。』
「まだ9時だよ、寝てようよ。」
『今日11時から講義だって言ってたけど。』
「うわ、そうだったわ。」
寝ぼけながらも体をおこす動きですら
様になるな
なんて蓮の姿を追うように
私も体を起こす
昨日激しすぎじゃない、、、？
腰の訴えをスルーしつつ、
着替えようとすると視線を感じドアの
方を向くと蓮の姿が
今更見られたところで恥じらいも何もない
それがつまらなかったのか
急にこちらに来る蓮
『いきなっ、、、』
私に話す権利は渡すまいと言うように
唇を奪い貪る
『っはぁ、、』
待ってましたとばかりに入ってくる舌
もうギブ、そんな意味を込めて
胸板を叩く
「ん、満足。」
どうやら気がすんだよう
朝からこれはきついんだって
そんな意味を込めて睨んでも
願いむなしく
「可愛い。」
四文字で片付けられた
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作者名：あみ | 作成日時：2020年8月16日 12時
