遊園地デート4 ページ4
〜涼介side〜
「では次の方はお進み下さい」
スタッフさんの誘導で
お化け屋敷の中へと通される俺とA。
『りょ、涼介、手…繋いでくれる…?』
涼「!…はいはい」
スッと手を差し出せば
ぎゅっ!
と、少し強めに握られた。
ちょっと可愛かったな…って思ったのは内緒だ。
薄暗い道を進んで行く。
…なんだかんだ言って、正直俺も苦手なんだよな…
Aほどじゃないけど。笑
俺がそう思った時
バンッ!!
大きな音が鳴った。
『きゃあ!!』
途端、Aが
俺の腕にしがみついてきた。
手繋いだ意味ねぇし。笑
涼「音しただけだろ」
『うぅ…涼介ぇ…』
その後も進んで行くけど
特に、お化けが出てきたりとか
そういうのはなかった。
なんだ、言うほど怖くねぇじゃん。
『ほっ…あんまり怖くなかったね、涼介』
涼「嘘つけ、音だけでもビビってたくせに」
『むっ…うるさいなぁ!』
いつものAだ。
良かった……
「うぅ…」
…ん?
今何か聞こえたような…
『…涼介』
涼「ん?」
『嫌な予感がする…』
涼「奇遇だな、俺も」
まさか……
「ぐわぁ!!」
『きゃぁぁあ!!!』
ですよねー!!
横から出てきやがった!
盛大に叫んだ後
Aは、俺の腕を引っ張って
全力ダッシュ。
え、こいつこんな足速かったっけ!?
「見事ゴールおめでとうございます!」
『はぁ…はぁ…っ』
涼「おま…案外足速いな…」
火事場の馬鹿力ってやつか。
結論、やっぱり
お化け屋敷は怖い。←
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あり(プロフ) - 更新ありがとうございます!ご自分のペースで頑張ってください!応援してます! (2019年3月13日 19時) (レス) id: 8b15eb94f1 (このIDを非表示/違反報告)
涼宮 - 更新頑張ってください!応援してます! (2019年2月7日 21時) (レス) id: 69077a28f6 (このIDを非表示/違反報告)
マリカ - リクエスト、応えていただいてありがとうございます!更新、楽しみにしています! (2018年12月30日 18時) (レス) id: 665eef3b3e (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - あいも変わらず面白いです( ´∀`) (2018年12月29日 16時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
あんこ - いやぁ ありがとうございます//裏だけのお話だなんて、、私得でしかないです そちらのお話の方も楽しく読ませて頂きますね! (2018年12月29日 16時) (レス) id: 31e5093717 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みり | 作成日時:2018年8月21日 16時