Episode2 ページ3
少し過去に遡る。
忘れもしないあの忌々しき日…中学二年生の冬。
あの日までは、私はクラスの中心的人物として、クラスをまとめていた。
その時も、クラス委員長だった。
けどその時、
事件が起きた。
クラス内でいじめが起きた。
いや、起きていたのかもしれない。
その日はたまたま、凄い方だったらしく、おそらくいじめのターゲットであろう子が、ボロボロになって教室に来た。
その姿を見て、私は居てもたってもいられなくなってその子に駆け寄った。
A｢ちょっと華月さん！大丈夫?!｣
華月 風羽さん。このクラスでも大人しくて、優しい人。
とても仲間思いで、友達も多かったのに。
するとクラスの子が視界に写った。
え？と思う暇もなく、お腹に強い衝撃が来る。
A｢うっ……。｣
そう。お腹を殴られたのだ。
あまりの痛さに立っていられなくて、床に崩れ落ちる。
A｢な、なん…で……｣
風羽｢ごめんね。雨天葉さん。｣
上を見ると、華月さんが私を見下ろしていた。
その目は、とてつもなく冷たい。
???｢あはははははっ！あぁ、馬鹿な委員長が床に座り込んでる端ない姿を見れて嬉しいわ。ね？｣
そう言ったのは、桜宮 月雫さん。クラスの中でもオシャレで、男女問わず人気のある美少女だ。
桜宮さんって、こんな子だったの…？
A｢ど、どうして…ｹﾞﾎｹﾞﾎ｣
苦しくて、咳き込む。
月雫｢どうして？貴方が調子に乗ってるからよ。｣
調子に乗ってる？私…が？
月雫｢ちょっと勉強出来るからって生意気なのよ。本当のクラスの中心はこの私、桜宮月雫よ。｣
と言って、悪役のように高らかと笑う。
くっ…
私は動かない体を必死に動かして、職員室に向かった。
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アクア♪(プロフ) - コユキさん» どもっ！作者のアクア♪でっす！そう言って頂けて嬉しいです！それに、様々な作品2コメントして頂き、ありがとうございます！これからも更新頑張りますっ！ (2019年9月7日 10時) (
レス) id: 3f9a2ec3a2 (このIDを非表示/違反報告)
コユキ - 面白いです！更新頑張って下さい！ (2019年9月6日 17時) (レス) id: 2674e8aa46 (このIDを非表示/違反報告)
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